寄せ植えで玄関に彩りを加えよう!道具選びのコツやおすすめの植物を紹介

玄関先に緑やお花があると、お家が華やかになりますよね。

家に帰ってきたときにお花が出迎えてくれると、とても気持ちがよく感じます。

また、玄関まわりが整っていると家の中まで綺麗なんだろうという印象を持たれます。

ひとつで数種類のお花が楽しめる寄せ植えは、玄関をぱっと明るくしてくれる嬉しい存在です。

今回は、そんな玄関周りにぴったりな寄せ植えのご紹介をします。

寄せ植えを作るコツや手順、季節にあった寄せ植えのご紹介もしますので是非参考にしてみてください!

玄関に寄せ植えを置けばお手入れも手軽で小さな変化も感じられる!

寄せ植えって豪華だけで素敵だけどお手入れが難しそう、なんて思っていませんか?

毎日必ずとおる玄関は、実は寄せ植え初心者さんにもぴったりの置き場所です。しかも、寄せ植えはいくつも鉢をお手入れする必要がありません。

目につきやすいので、しおれた葉や花弁にも気付きやすく、綺麗に保つことが習慣化します。

お出かけ前や帰宅時にさっとお手入れができる玄関に寄せ植えを置いて、お花のある生活をはじてみましょう。

成長が目に見えて嬉しい

植物の成長は子供がすくすく育つような気持ちになりとってもうれしいものです。

新芽が出てきた、蕾が開きそう、そんな些細な変化にもわくわくし毎日チェックするのが日課になります。

「もうすぐあのお花が咲きそうだね」なんて会話にもつながり、お子さんや家族との会話のきっかけにもなります。

玄関に寄せ植えを作る手順・必要な道具

それでは、いよいよ寄せ植えを作ってみましょう!初心者でも簡単にできる寄せ植えの作り方と手順をご紹介します。

一見難しそうに見える寄せ植えですが、3つのポイントさえ抑えておけばそれほど難しいものではありません。是非、挑戦してみてください!

必要な道具

以下のものをまずは用意しましょう。

  • 草花用の用土
  • 緩効性の肥料(元肥)
  • オルトラン粒剤
  • スコップや土入れ
  • 鉢かプランター
  • 鉢底石
  • 底石ネット
  • お花の苗

玄関に合う寄せ植えを作る3つのポイント

  1. 寄せ植えにする花は水やりや日当たりの好みなど、同じ性質のお花を一緒に植えましょう。
  2. テーマカラーを決めましょう。初心者はなるべく同じ系統の色で濃淡を作るとまとまりやすくなります。
  3. 寄せ植えの花を選ぶ時は、メインのお花を1種類、脇役の小花2種類、葉物2、3種類準備しましょう。
    もっと手軽にはじめたい人は、全て1種類ずつでも大丈夫です。

玄関に飾る寄せ植えの作り方

玄関に寄せ植えを飾るなら、まずはどこにどんな風に飾りたいかを決めましょう。

玄関のすぐ横に置く、ドアや壁に掛ける、軒下に吊るすなど飾り方も様々です。

お花の色も玄関を明るくしたいならピンク、黄色、水色をなど様々な色を使ってみるのも良いでしょう。

大人っぽく仕上げたいなら、濃い色をベースに同系色でまとめるとシックに仕上がりますよ。

また、玄関の雰囲気や外壁の色に合わせて、容器選びを楽しんでみてください。

北欧風やナチュラルな感じにしたいのであれば素焼きの鉢を使ったり、ブリキや木製のバケツをカバーとしてもかわいらしくなります。

和モダンな雰囲気なら、御影石を台にしたり陶器の鉢カバーを使うと良く合います。

シンプルにしたいのであれば、真っ白な鉢カバーを使うとスッキリした印象に仕上がります。それでは、作り方です!

  1. 鉢に底石ネット、鉢底石をひきます。
  2. オルトランを用土に混ぜて害虫予防をしましょう。
    一緒に緩効性肥料も混ぜこんでおきます。
  3. 苗をポットから取り出し、土についている葉や傷んでいる葉を取ります。
  4. 用土を鉢の半分ほど入れたら、まず苗を土の上に置きバランスを考えます。
  5. 等間隔にメインの花を植えたら、間に脇役の花と葉物を入れていきましょう。
  6. 最後に間に土を入れ込み、出来上がりです!

玄関の寄せ植えはどこから見ても美しく仕上げる

玄関周りに置く場合、一方だけに日が当たる事も多くあります。

お花のためには、できるだけ数日に1回は鉢やプランターの向きを変えてまんべんなくお日様があたるようにしてあげたいものです。

ですから、どこから見ても美しいように寄せ植えを作るのが、玄関に置く場合のポイントです。

また、玄関側から見るだけでなく、家の中から見た時でも綺麗に見えると嬉しいですよね。

プランターの場合は、メインのお花をプランターの前側と後ろ側になるように入れます。

一列にならないように置くと、平坦にならずどこからもみて美しい寄せ植えになります。

丸い鉢の場合は、メインの花を三角になるように三ヶ所に植えます。

リーフ類は、苗を二つか三つにわけて散らすように置くと全体的にボリュームがでます。

根をもみながらほぐして手で優しく分け、色々な方向と位置に植えてみましょう。

緑の濃淡をつけたり、サイズの異なる葉を入れると素敵に仕上がります。

玄関の寄せ植えにおすすめの植物

玄関の寄せ植えは旬のお花を使ってあげると、長く楽しめるだけでなく季節を感じることができます。

旬のお花は苗も見つかりやすく、お値段もお手頃です。寄せ植えは苗をいくつも買う必要があるので、できるだけ安くすむと嬉しいですよね。

では、どんなお花が旬のお花でしょうか?玄関の寄せ植えを作るためのおすすめのお花を季節ごとにピックアップしました。

春の寄せ植えにおすすめはこれ

春はお花がたくさんの種類が楽しめる寄せ植えには抜群の季節です。

ブラキカム、パンジーをメインにした白や紫系でまとめた寄せ植えがおすすめです。

また、スイートアリッサムは小さな花が密集して咲くので、寄せ植えの間に植える事でさりげなく華やかさを足してくれます。

その他、アイビー、ラグラス、シルバーリーフなどをリーフ類として入れると素敵に仕上がります。

また、以下のお花も春の寄せ植えの花材としておすすめです。

  • マーガレット
  • ゼラニウム
  • ネメシア
  • オステオスペルマム
  • フクロナデシコ
  • クローバー
  • フレンチラベンダー
  • オレガノ

夏の寄せ植えにおすすめはこれ

夏は暑さで花がぐったりとする事も多くあります。夏の寄せ植えは、暑さに強い植物を選ぶようにしましょう。

日々草やアンゲロニアをメインにした寄せ植えが夏にはおすすめです。

また、ユーフォルビアのダイアモンドフロストやユーフォリックは小さな白い花が咲き、どんな花にも脇役としてぴったりです。

その他、ヘデラを入れると垂れ下がり動きが出る仕上がりになります。

秋の寄せ植えにおすすめはこれ

暑い夏が過ぎ秋の涼しい風が吹くようになると、草花にとっても過ごしやすい季節になります。秋を感じるお花を使って寄せ植えを楽しみましょう。

秋の寄せ植えにおすすめの花は、コスモスやケイトウです。

ケイトウは背が高くなるタイプと低いタイプがありますが、寄せ植えには背が低いタイプがおすすめです。

また、一重咲、八重咲など種類の多いスプレーマムも秋の寄せ植えによく合います。

ハツユキカズラやコリウスなども秋の寄せ植えにぴったりです。

冬の寄せ植えにおすすめはこれ

冬は寒くなりお花が枯れてしまい寂しくなりがちですが、冬でも楽しめる寄せ植えはあります。

冬の花の代表でもあるシクラメンは、草丈が低いガーデンシクラメンが寄せ植えに最適です。

また、パンジーやビオラも春まで咲いてくれるので、長く楽しめます。リーフ類には、冬の寒さに強いプラチーナを合わせてみましょう。

シルバー色の葉が、鮮やかなガーデンシクラメンの色を引き立たせてくれます。

ポインセチアやコニファーはクリスマスらしさを演出してくれ、殺風景な玄関を華やかにしてくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は玄関にぴったりの寄せ植えについてお話ししました。

数種類のお花が一度に楽しめる華やかな寄せ植えは、素敵な玄関を演出してくれます。

寄せ植えが初めての人は、その季節に旬となる苗をいくつか買ってきて試してみましょう。

お花屋さんに季節のお花を聞きながら組み合わせを考えても楽しいですよ!