100均ダイソーでは多肉植物や観葉植物がたくさん販売されています。多肉植物は室内でも育てやすいので気軽に楽しめ、お部屋のインテリアにもなるので人気です。花が咲いたり、紅葉したりする品種もありますよ。

ダイソーではシーズンごとに大量に入荷するようなので、時々のぞいてみましょう。今回は、ダイソーで買える多肉植物や観葉植物の種類や育て方について紹介します。

100均「ダイソー」で多肉植物を買ってみよう!まずはミニシリーズを紹介

まずは、100均「ダイソー」のミニシリーズから紹介していきます。

多肉植物 デトラゴナ

原産地

アフリカ

テトラゴナの育て方

テトラゴナは、日当たりが良く風通しの良い場所を好みます。室内で育てる場合は、日当たりの良い窓辺に置きましょう。特に、冬の間は室内だけでは日光不足になってしまうので、できるだけ外に出して日光に当てましょう。夏は直射日光の当たらないところに置いてください。

テトラゴナは水をやり過ぎると、根腐れになってすぐに枯れてしまうので気をつけましょう。月に1〜2回、土が乾いて植物が萎えてきたら水を与えます。鉢の底に水が溜まったら、すぐに捨てるようにしましょう。用土は水はけのよいものを選びます。

春と秋はテトラゴナの成長期なので、少量の液体肥料をあげるのがおすすめです。ただし、あげすぎてしまうと間延びするので用量を守りましょう。植え替えは春と秋が適していますが、真夏以外ならいつでも大丈夫です。根詰まりしてしまっている場合は、植え替えをしましょう。

多肉植物 銘月

原産地

中米

銘月の育て方

銘月は日光を好むため、日当たりの良い場所に置きます。耐寒性は-2℃~-3℃程度で寒さに強く、夏の暑さにも強い丈夫な植物です。ただし、戸外に置く場合は凍結や霜、長雨などで傷んでしまうことがあるので気をつけましょう。

水やりは1月に1〜2回、1年を通して控えめに与えます。冬はあまり水が必要ないので、乾燥気味になるようにし、根腐れで枯れないように注意しましょう。肥料は、植え替える時に新しい土に混ぜて入れておくだけで大丈夫です。用土は水はけの良いものを選びましょう。

茎が伸びてきたら、適当な位置で茎を切って土に挿すと新たな株として育ちます。植え替えは2年に1回程度、春から初夏にするのがおすすめです。

多肉植物 セネシオ属「バルベルトニクス」(美空の鉾)

原産地

南アフリカ

セネシオ属「バルベルトニクス」(美空の鉾)の育て方

バルベルトニクスは、風通しの良い日が当たる場所で育てましょう。夏は直射日光を避け、雨の当たらない涼しいところに置きます。冬は-2℃程度まで耐寒性がありますが、寒い地域では室内に移動しましょう。

春と秋は、表面の土が乾いたらたっぷり水やりをします。夏は、土が乾いてから2〜3日後にたっぷりの水を与えましょう。夏に葉が全部落ちてしまった時は、いったん断水して秋になってから水やりを再開します。冬は月1回程度水やりをし、他の季節よりも乾燥気味になるように管理します。

用土は水はけの良い土を好みます。肥料は、葉の色が悪くなってきた時に、液体肥料を水の代わりに与えましょう。植え替えは、1~2年ごとに春か秋に行います。伸びすぎたら適宜切り落として、挿し木をすると新しい株ができます。

多肉植物 金のなる木

原産地

南アフリカ

金のなる木の育て方

金のなる木は、風通しが良く日光がよく当たる場所に置きます。耐寒性に優れていますが、基本的には暖かい場所を好むため、気温が5℃以下になったら屋内に入れましょう。日照不足になると花が咲かなくなってしまうため、できるだけ日光の当たる場所で育てます。

湿気が苦手な植物なので、水やりは乾燥気味になるようにします。土の表面が乾いて数日経ってから水を与えましょう。夏は鉢底から水が出るくらいに、たっぷり与えます。夏が過ぎたら少しずつ水やりの回数を減らし、秋から冬は月1回〜2回程度にします。

夏から秋の間は、固形の肥料を株元に置くか、水やりの代わりに液体肥料を月に2回ほど与えます。大きく育ってきたら、風通しを良くするために剪定を行いましょう。4月から6月頃が適しています。切った枝は挿し木にして増やすことができます。

100均「ダイソー」で多肉植物を買ってみよう!300円シリーズを紹介

多肉植物 テトラゴナ

一緒に寄せ植えしてもかわいい!100均「ダイソー」で売っている観葉植物

100均ダイソーには多肉植物の他にも、観葉植物がたくさんあります。多肉植物と一緒に植えると、かわいい鉢植えになりますよ。ダイソーにある寄せ植えにおすすめの観葉植物を紹介します。

パキラ

原産地

中南米

パキラの育て方

パキラは直射日光に当たると葉が枯れてしまうので、1年を通して直射日光を避けて育てます。レースカーテン越しに日が入る窓辺や、日よけ付きのベランダなどがおすすめです。

水やりは、土の表面が完全に乾燥したタイミングで行います。鉢の底から水が出てくるくらいのたっぷりの水を与えます。冬の間は回数を減らして月に1〜2回程度にし、乾燥気味になるようにします。

肥料はなくても良いですが、必要なら春から秋に与えましょう。10日に1回程度、薄めた液体肥料を与えるか緩効性の肥料を置きます。

クロトン


▲100円シリーズのクロトン


▲300円シリーズのクロトン

原産地

マレー半島から太平洋諸島

クロトンの育て方

クロトンは寒さに弱いので、気温が10℃以下にならない場所に置きます。また、日当たりの良い場所を好むため、暖かい季節は屋外で育てるのがおすすめです。

春から秋にかけては、土の表面が乾燥したらたっぷりと水やりをします。特に夏は、土が乾かないように1日に数回水やりが必要です。冬の間は1週間に1〜2回程度に回数を減らします。ハダニなどが発生しないように、葉の裏にも水をかけておきましょう。

肥料は基本的になくて良いですが、与える場合は、春から秋の間に10日に1回程度薄めた液体肥料を与えるか、緩効性の置き肥を与えます。株が鉢一杯になってきたり根が一杯に回っている場合は、植え替えをしましょう。植え替えの時期は、5月~7月頃が適しています。水はけが良く、保水性のある用土を選びましょう。

フィロデンドロン

原産地

熱帯アメリカ

フィロデンドロンの育て方

フィロデンドロンは日が当たる明るい場所で育てましょう。直射日光が当たると葉焼けを起こすことがあるので、直射日光は避けてください。暑さには強いですが寒さに弱いので、屋外で育てる場合は、肌寒くなってきたら室内に入れておきましょう。

水がたくさん必要な植物なので、土の表面が乾燥していたら水やりをします。水やりの時に霧吹きなどで葉に水を直接吹きかけておくと、ハダニなどの害虫を防げます。水はけの悪い用土を使うと根腐れをしてしまう可能性があるので、できるだけ水はけの良い土を選んで使いましょう。

肥料はなくても良いですが、与える場合は植え替えの時などに土に混ぜ込みます。また、春から秋にかけては液体肥料を10日に1回程度与えるか、緩効性の置き肥を与えます。葉が黄色くなった時は肥料が足りない可能性があるので、液体肥料を与えてみましょう。

シルクジャスミン

原産地

東南アジア

シルクジャスミンの育て方

シルクジャスミンは、日当たりの良い場所で育てましょう。室内で育てる場合は、窓辺の明るいところに置きます。耐寒性があるので、関東より西側の地域なら屋外で育てても大丈夫です。

水やりは、土の表面が乾いてから行います。冬は、表面だけでなく土全体が乾いてから水やりをし、乾燥気味に管理します。肥料は、春から秋に2ヶ月に1回程度、緩効性の置き肥を与えましょう。用土は、水はけのよい土を使用します。

シルクジャスミンは、夏にジャスミンのような白い花を咲かせます。ただし、花が咲くためには日照が必要なので、できれば屋外で育てるのがおすすめです。

100均で多肉植物を選ぶポイント

100均ダイソーにある多肉植物は、日光が当たらない店内に置かれているので、弱ってしまっているものもあります。
健康な株を選ぶために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

色や葉の状態を確認しよう

元気な株は、鮮やかな色で葉もたっぷりと水分を含んでいます。変色しているところがないか、枯れたような色になっていないかチェックしましょう。下の方の葉が枯れていたり、葉にシワが寄っていると状態が良くない場合があります。

また、土に苔がついているものは根腐れをしかけている可能性があるため避けましょう。

葉が詰まっているかをチェックしよう

次に、葉と葉の間が詰まっているかどうかを確認しましょう。隙間ができすぎていたり、間延びしてしまっているものは元気がない状態です。日光不足が原因のことが多く、見た目も良くないので、このような株は避けておきましょう。

生育期の違いを把握しておこう

多肉植物は、生育期の違いによって3つの型に分けられます。

  • 春秋型:春や秋に成長し、冬の間は休眠
  • 夏型:夏に成長期や開花期を迎える
  • 冬型:比較的寒さに強く、寒い地域でも育てやすい

成長期に当たる時期の株を購入すれば、植え替えのダメージも少なくて済み、すぐに成長を楽しめます。また、住んでいる地域の気候に合うものを選ぶのも重要です。寄せ植えにしたい場合は、型や水やりのタイミングが同じものを選びましょう。

多肉植物+観葉植物の寄せ植えの基本

寄せ植えの作り方

ダイソーなどの100均で手に入る多肉植物+観葉植物と園芸グッズを使い、寄せ植えを作る方法をご紹介します。

寄せ植えを作る方法

土を使った基本の寄せ植えの方法をご紹介します。

準備する物は以下の通り。

  • 培養土
  • 鉢底石
  • 土入れ
  • バークチップなどマルチング素材

なんと、これらの準備物はすべてダイソーなど100均で揃います!

培養土やバークチップは小分けにして売ってあるので、必要な量が少なく、余っても置き場に困る……という方はぜひ利用しましょう。

鉢底石は、最初からネットに入れられているものがあります。使用後に土と分ける手間が省けてとても便利ですよ。

寄せ植えの手順は以下の通りです。

  1. 鉢の底にネットに入った鉢底石を並べます。
  2. その上から観葉植物用(多肉植物用)の培養土を3分の1~2分の1ほど入れます。
  3. 苗をポットから引き抜き、根の外側についた土を落とします。
  4. 正面を決めて、高さのある苗から配置していきます。
  5. 少しずつ土を足しながらすべての苗を並べ、株と株の隙間、土の中に空洞ができないようにしっかり土を入れます。
  6. 最後に土が隠れるようにバークチップなどのマルチング素材を土の上に置きます。

バークチップなどを置くと乾燥防止になるとともに、見た目がぐっと良くなりますよ。

100均ダイソーで売っている観葉植物用の土

100均ダイソーで売っている観葉植物用の土

鉢底石や観葉植物用(多肉植物用)の培養土、バークチップなどはどれもダイソーやセリアなどの100均で購入可能です。

ホームセンターなどで購入するよりも、量が少ないので初めて園芸を楽しむ方にも向いています。

土以外のものに植える

100均ダイソーで売っているハイドロボール

100均ダイソーで売っているハイドロボール

土以外には、「ハイドロボール」や「ジェルポリマー(バブルジェリー、プラントビーズ等呼び方は色々あります)」などもあります。

これらは土以外の材料に植えて、水耕栽培で育てる際に使用します。

土を室内に持ち込むのは虫やカビが心配……という人はぜひ挑戦してみましょう。

どちらの材料も100均に売られているので、探してみてください。

「ハイドロボール」は、粘土を高温で焼いて作った多孔質の石で、これを使って植物を育てることをハイドロカルチャーと言います。

苗についた土はしっかり水洗いして落としてから植えつけます。

鉢底に穴のない容器に植えつけるので、容器の底には必ず根腐れ防止剤を敷きましょう。

水を与え過ぎると根腐れを起こしやすく、水やりの量に気をつける必要があります。

慣れるまではガラス容器など、中の水分量が分かる容器を選ぶといいでしょう。

水やりの回数は少なくて良く、容器の水がなくなってから水を足すようにします。

「ジェルポリマー」は高吸水性ポリマーでできた植え込み材料です。

見た目がビー玉のように丸くきらきらとして可愛らしく、カラーバリエーションも豊富でインテリア性が高い素材です。

ハイドロボール同様、苗の土はしっかり落として植えつけます。

水やりは週1回を目安に行い、日常的に霧吹きで葉に水をかけてあげると良いでしょう。

多肉植物と観葉植物の寄せ植えの注意点

多肉植物と観葉植物の寄せ植えならではの注意点もあります。

日照不足に気をつける

多肉植物と観葉植物は基本的に室内で育てる植物です。

耐陰性がある植物が多いのですが、あまりに日光が不足すると、葉や茎が元気に育たず、徒長(とちょう)してしまうことがあります。

細長く間延びした姿は見た目にあまり良くありませんし、一度なってしまうと残念ながら元には戻りません。

日頃から植物の様子をよく観察し、日当たりを好むものはときどき窓際で日光浴させてあげましょう。

植物同士の相性が良いものを選ぶ

寄せ植えは、複数の植物を同時に植え込むので、植物同士の相性が大事です。

水を好むものと乾燥を好むもの、日なたを好むものと日陰を好むものを一緒に植えたのでは、どちらかがうまく育ちません。

お店で苗を選ぶ時に、ラベル等をよく読んで、性質が似たもの同士を組み合わせるようにしましょう。

100均で土を選ぶポイント

100均で土を選ぶポイント
100均にはいろいろな種類の土がありますので、ここでは土の選び方を見ていきましょう。

100均の土はホームセンターより安いので、「粗悪品なのでは?」と心配になる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

ただし、土を選ぶときに気をつけておきたい点がありますので、購入する際には以下の2点をチェックしておきましょう。

  1. 粒状になっている土を選ぶ
  2. 繊維状のものが入った土や黒っぽい土は避ける

粒状になっている土を選ぶ

土を選ぶときは、粒状になっているものを選びましょう。

植物を育てるときは、水はけのよい通気性のある土を使うのが大切です。

粒が粉状に砕けている土は水はけや通気性が劣ってしまうので、きれいな粒状になっている土を購入しましょう。

繊維状のものが入った土や黒っぽい土は避ける

100均にはブレンドされた土がたくさんあり、植物の茎や葉が枯れたような繊維状のものが入っているものがあります。

こういうタイプの土は、植物はしっかり育つことが多いので屋外で育てる場合はいいのですが、室内で育てるときは避けた方が無難です。

土の中から雑草が生えてきたり、虫が出てしまうことがあります。

また、黒っぽい土には、腐葉土やココヤシピートなどの植物繊維を粉砕して混ぜたものが多く、こちらも雑草や虫が出てきたりすることがあるので、室内で育てるのには向いていません。

ホームセンターで売られている土は熱処理をされているものもありますが、100均の土を購入するときは要注意です。

植物を室内で育てたい方は、繊維状のものが入ってる土や黒っぽい土は避けておきましょう。

ダイソーに多肉植物専用土は売っている?

ダイソーには、多肉植物専用土は売っていないようです。

多肉植物を育てるときは、水はけのよい赤玉土や鹿沼土、軽石などが入った粒状の土がおすすめです。

多肉植物用の土がないので観葉植物用の土を見てみたのですが、ダイソーにある「かるーい観葉植物の土」と「観葉植物の土」には赤玉土や鹿沼土などは入っていなかったので、この2つは多肉植物には向いていないようです。

多肉植物と観葉植物の寄せ植えのバランスを良くするコツ

寄せ植えをバランスよく、おしゃれに見せるにはどうしたらいいのでしょうか。ちょっとしたコツがありますのでご紹介します。

植物の組み合わせを考える

寄せ植えでは、葉の形や色、全体の樹形(草姿)に注目して植物を選んでいきしょう。

葉の形、色、樹形(草姿)が異なるものを組み合わせることで、一緒に寄せ植えたときにリズムが生まれ、バランスが取りやすくなります。

植物の配置を考える

寄せ植えする際は、高さのあるものを後方、背の低いものや枝垂れるものは前方に配置するようにしましょう。

鉢の中に奥行きや遠近感が生まれます。また、正面や上から見て三角形ができるように意識するとバランスが取りやすいです。

容器にこだわる

100均ダイソーの容器コーナー

100均ダイソーの容器コーナー

100均にはブリキや木でできた小物入れ、自然素材のカゴなど、可愛くて安い容器が沢山売ってあります。

底穴が開けられるものは鉢として使えますし、穴が開けられないものも鉢カバーとして使えます。

ハイドロボールやジェルポリマーを使えば底穴のないガラスの容器や食器も鉢として使うことができますよ。