ワイヤープランツの花言葉と風水の効果|育て方も紹介

ワイヤープランツは、見た目が可愛らしく、育てるのも簡単な人気の観葉植物です。

グラウンドカバーとしてだけでなく、寄植えの1つとして、またハンギングにするとインテリアグリーンとしてなど、様々な楽しみ方ができます。
今回は、ワイヤープランツの花言葉から育て方や種類、アレンジ方法などをわかりやすくご紹介します。

ワイヤープランツの花言葉

ワイヤープランツには、「あなたを思っています」や「純愛」といった花言葉があり、その可愛らしい見た目からも、ブーケなどウェディングシーンにもよく使われます。

ワイヤープランツの風水の効果

風水の効果として、ワイヤープランツには健康運アップが期待できます。

また、風水的に丸い葉っぱは、気持ちを穏やかにしてくれるといわれているため、リラックスしたい場所(リビングや寝室など)に置いておくと効果的です。

人との調和をもたらし、絆を深める効果も期待できるので、人が多く集まるオフィスにもおすすめです。

ワイヤープランツの基本情報

学名Muehlenbeckia axillaris
英名Maidenhair Vine、MattressVine、WireVine、WirePlant
その他別名ミューレンベッキア、ワイヤーバイン、乙女の髪
科名タデ科
属名ミューレンベッキア属
原産地ニュージーランド

ワイヤープランツの特徴

ワイヤープランツは、茎が伸びていく姿が針金(ワイヤー)のように見えることから、名前の由来です。

耐寒性があるため育てやすく、屋内でも屋外でも年中グリーンを楽しむことができます。

日光や水やりなどの生育環境をしっかり管理すると、春から夏頃に、淡い黄緑色の小さい花を咲かせることができます。

ワイヤープランツの種類

ワイヤープランツは、20種類ほどの品種があります。

ここでは、そのうちの人気の4品種をご紹介します。

ミューレンベッキア アキシラリス

最もポピュラーなワイヤープランツです。

1cm以下の丸い葉っぱが茂ります。

ワイヤープランツというと、だいたいこの品種を指します。

ミューレンベッキア コンプレッサ

アキシラリスより少し大きい、3〜4cmの葉をつける品種です。

茎もよく伸びます。

ミューレンベッキア スポットライト

葉にピンクと白の斑が入っている品種です。

斑は消えやすいため、消えそうになったら摘心をすると、新芽が出て斑がきれい出てきます。

ミューレンベッキア スペード (ワイヤースペード)

スペードのように見える葉の切れ込みが特徴的な品種です。

生育がやや遅く寒さにも弱いため、他のワイヤープランツよりも注意して育てます。

ワイヤープランツの栽培・育て方

ワイヤープランツは、屋内でも屋外でも育てられますが、葉をいきいきと育てるための日当たりや水やり等のポイントをお伝えします。

初心者でも育てやすい植物ですが、注意するポイントがあります。

日当たりの良い場所で育て、水やりをしっかり行うことです。

生命力がある植物なので、水切れして葉が黄色くなってしまったときは、切り戻して水をたっぷりあげると新しく芽が出てきてくれます。

ワイヤープランツの育て方情報

分類・形態常緑低木/つる性植物/多年草/匍匐性
草丈・樹高10cm〜5m
開花の時期5月〜8月
花色白色〜淡い黄緑色
耐寒性強い
耐暑性強い(水切れには要注意)
特性・用途鉢植え、寄植え、グラウンドカバー、ハンギング等
栽培難易度やさしい

栽培スケジュール

植え付け4月〜6月、9月〜10月
植え替え4月〜6月、9月〜10月
剪定4月〜10月
肥料4月〜10月
開花5月〜8月
収穫開花後の8月〜9月

栽培に必要な準備・環境

日当たり・置き場所

日当たりがよければ、生育環境を選びません。

直射日光は葉焼けや乾燥しやすいので、明るい日陰がおすすめです。

室内でも日光が入る場所で育てましょう。

水やり

地植えの場合は、根付いてからは基本的に水やりは必要ありません。

鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水をあげます。

乾燥しすぎると、葉が黄色くなって落ちたり、ツルが伸びにくくなるので、水切れには注意しましょう。

肥料

春と秋に、暖効性化成肥料または液体肥料を与えます。

肥料を与えなくても育ちますが、株を大きくしたい場合や、花を咲かせたい場合には、肥料をあげましょう。

用土

水はけのよい土を好みます。市販の草花用培養土や観葉植物用土でよく育ちます。

自分で作る場合は、赤玉土6:腐葉土3:パーライト1を混ぜて作りましょう。

ワイヤープランツを育てるときのポイント

選び方

ワイヤープランツは、苗は鉢で販売されています。

葉がよく繁り、葉が緑色でハリがあるものを選びましょう。

葉が黄色みがかっているものは、避けましょう。

植え付け・植え替え

植え付けは春か秋に行いますが、室内であれば年中可能です。

生育が旺盛なため、根詰まりを起こしてしまうので、1〜2年に1回程度でひとまわり大きい鉢に植え替えます。

植え替えも春か秋がおすすめです。

剪定・切り戻し

よく伸びるので、適宜切り戻してや剪定をして形を整えます。

剪定は春から夏頃に行いますが、室内で育てている場合は、年中可能です。

増やし方

挿し木や株分けで増やすことができます。

挿し木の場合は、15cmほどに切った茎を赤玉土に挿して水をあげると、根が伸びていきます。

花瓶などでも簡単に増やすことができます。

株分けの場合は、根の塊をハサミなどで縦に切って、植え替えます。

収穫

水やりや日光、肥料などの生育環境が整うと、春から夏に淡い黄緑色の花が咲くことがあります。

開花後、結実すれば小さな実を収穫することができます。

アレンジ方法

可愛らしいけれど主張しないので、どんな草花とも相性がよく、寄植えに最適です。

他のグリーンリーフと一緒に植えると、ツルが四方へ伸び立体的な動きを楽しめます。

気を付けるべき病気・害虫

温度が高い時期に乾燥しすぎると、ハダニが発生することがあります。

見つけたら、殺虫剤で駆除しましょう。風通しがよい場所で、葉裏まで水やりをすることで、ハダニの発生を防ぐことができます。

春から秋にかけてアブラムシがつくこともありますので、殺虫剤で駆除するか、ブラシ等で取り除きましょう。

殺虫剤・殺菌剤

オルトラン粒剤、スミチオン乳剤等