多肉植物「グリーンネックレス」の種類と育て方【植え替え・増やし方のポイントは?】

グリーンネックレスは、コロコロとした丸い葉っぱが可愛らしい多肉植物の一種です。

観葉植物として人気がありますが、元々は南アフリカの乾燥地に原生している乾燥に強い植物です。

ハンギングにしたり、高い位置に飾ると、その名の通りネックレスのように下に垂れる姿を楽しむことができます。

今回は、グリーンネックレスの育て方や栽培のコツ、おすすめの種類や増やし方をご紹介します。

グリーンネックレスの基本情報

学名Senecio rowleyanus
英名String of beads
その他別名ミドリノスズ、ロウリーアヌス、セネキオ
科名キク科
属名セネシオ属
原産地南アフリカ、ナミビア南部

グリーンネックレスの特徴

グリーンネックレスは、インテリアグリーンとして様々な楽しみ方が出来ることが魅力です。

ハンギングだけでなく、多肉植物や他の草花の寄せ植えのひとつとしても楽しむことが出来ます。

水はけなどに注意すれば屋外でも育てることが出来るので、壁掛けのポットやレイズドベッドなどに植えてみるのもよいでしょう。

秋から冬にかけては白い個性的な花を咲かせ、また違った美しさを見せてくれます。

グリーンネックレスの種類

グリーンネックレスは丸い葉だけでなく、葉の形によって様々な種類があります。

ここでは、代表的な品種をご紹介します。

ピーチネックレス

グリーンネックレスより大きく、桃のようにぷっくりとした葉がかわいらしい品種です。

三日月ネックレス

葉が三日月のような形をしている品種です。「弦月」とも呼ばれています。

アーモンドネックレス

アーモンドのように楕円形でふっくらとした葉の形が特徴的です。「京童子(きょうわらべ)」とも呼ばれています。

エンジェルティアーズ

涙のしずくに似ている形の葉で、マーブル模様の斑が入っています。「大弦月城錦(ダイマユヅキジョウニシキ)」とも呼ばれています。

グリーンネックレスの栽培・育て方

グリーンネックレスは、多肉植物なので乾燥気味で育てるのがポイントです。

また、グリーンネックレスは日当たりによって、成長する具合が変化します。

日当たりのいい場所で育てると葉は小さくなり、淡い緑色になります。

やや日陰におくと葉の緑色が濃くなりますが、花が咲きにくくなります。

日当たりによって、好みの葉の色や、開花を楽しむことができます。

グリーンネックレスの育て方情報

分類・形態多肉植物/つる性植物/観葉植物
草丈・樹高30cm〜100cm
開花の時期9月〜12月
花色
耐寒性普通
耐暑性普通
特性・用途観葉植物、寄植え等
栽培難易度普通

栽培スケジュール

植え付け5月〜9月
植え替え5月〜9月
剪定3月〜6月、9月〜11月
肥料4月〜10月
開花11月〜3月

栽培に必要な準備・環境

グリーンネックレスは、日当たり、水やりに注意して育てましょう。

日当たり・置き場所

年間を通して、明るい場所に置きましょう。

夏場の直射日光は避けてください。

梅雨時期は、雨で土が湿りすぎないよう軒下や室内に入れましょう。

外で育てる場合は、水はけの良い場所に置き、葉が地面につかないようにしましょう。

水やり

やや乾かし気味に育てます。

土全体がしっかり乾くまで待ってから水を与えます。

冬場は、水やりは月に1回程度で、特に乾燥気味に管理しましょう。

水をやり過ぎると根腐れを起こしてしまうことがあるので注意してください。

肥料

春〜秋に緩効性肥料の置き肥を2か月に1回与えます。

用土

多肉植物用の土か、自分で配合する場合は、赤玉小粒6:軽石小粒3:腐葉土1で作ります。

ハイドロカルチャー用土を使用して育てることもできます。

温度

0度以上あれば越冬できます。

鉢植えの場合は、冬は室内で管理しましょう。

関東以西の暖かい地域であれば、屋外で越冬できることもあります。

グリーンネックレスを育てるときのポイント

選び方

葉が黄色くなく、艶がありいきいきした発色のよいものを選びましょう。

植え付け・植え替え

5月〜9月に植え付けや植え替えを行います。

根詰まりを起こしていたり、鉢が見えないほど生育している場合は、一回り大きい鉢に植え替えをしましょう。

剪定

枝葉が混み合った来た場合やツルが伸びすぎた場合に剪定を行います。

ツルが混み合うと蒸れるので、春か秋頃に成長具合をみて切り戻しましょう。

開花

グリーンネックレスは、冬に伸びた茎の先端に約1cmの白い小花を咲かせます。

開花させたい場合は、真夏以外は明るい窓際などできるだけ日当たりの良い場所で管理すると、花がつきやすくなります。

増やし方

春〜夏に、挿し木や水挿しで簡単に増やすことが出来ます。

株元が腐ってしまった場合も、挿し木で株を更新します。

挿し木は、伸びたツルを切って、新しい多肉植物用の土などに乗せ、2〜3箇所上から軽く土を土をかぶせます。

土が乾いたら、霧吹きで水をあげましょう。

1〜2か月で、土をかぶせた部分から発根します。

水挿しで増やす場合は、切り取ったツルを花瓶などにつけて、毎日水を入れ替えます。

1〜2週間で発根するので、用土に植え替えます。

気を付けるべき病気・害虫

春〜秋はカイガラムシ、アブラムシが発生しやすくなります。

カイガラムシは大量に発生すると「すす病」を起こして、葉が黒くすすけることがあります。

殺虫剤・殺菌剤

水やりの時などに観察し、カイガラムシは早めに歯ブラシなどでこすり落としましょう。

アブラムシは水で洗い流すが、有機リン剤系の薬剤を散布します。