母の日に贈る可憐な花カーネーション【花言葉や育て方のコツを紹介】

カーネーションは、母の日に贈る花として昔から人気のあるお花です。

切り花のイメージが強いですが、鉢植えも多く出回っており、鉢植えを母の日にプレゼントするのもトレンドになっています。

花の色はバリエーション豊かで、赤、ピンク、白、黄色、オレンジなど、現在ではさまざまなカラーのカーネーションがお花屋さんの店頭に並んでいます。

今回は、そんなかわいらしく、優しい芳香を持つカーネーションの花言葉、特徴、栽培方法を詳しくご紹介します。

カーネーションの基本情報

学名Dianthus caryophyllus
英名carnation
その他別名オランダセキチク、ジャコウナデシコ、クローブピンク
科名ナデシコ科
属名ナデシコ属
原産地南ヨーロッパ、西アジア

カーネーションの特徴

カーネーションは、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。

原産地は南ヨーロッパや西アジアの地中海沿岸といわれています。

古くからヨーロッパを中心に人々に愛され、品種改良が重ねられてきました。

日本へは江戸時代に輸入されたようで、現在では輸入(中国など)と国内生産(主に長野県、愛知県)が同程度に行われています。

母の日にカーネーションを贈るという風習が始まったのは、20世紀初頭にさかのぼります。

アメリカの独立戦争時代に、負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性をまとめていたアン・ジャービスという社会活動家がいました。

アン・ジャービスが亡くなったとき、その娘のアンナ・ジャービスが教会にて白いカーネーションを捧げたことから、アメリカでは白いカーネーションが母の日のシンボルとなりました。

日本では、健在の母には主に赤いカーネーションを贈るのが主流(そうでない場合は白色)となっています。

カーネーション全般の花言葉は「無垢で深い愛」です。

そして、赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」となっており、母の日に赤いカーネーションを贈るのが主流な理由がわかります。

最近では、ピンクのカーネーションを贈ることもポピュラーですね。

ピンクのカーネーションは「女性の愛」、白いカーネーションの花言葉は「純粋な愛」といった花言葉がつけられています。

カーネーションの種類

カーネーションの種類は多く、ギフト用だけでも3000を超える品種が存在します。

代表的な種類をご紹介します。

スタンダードカーネーション

スタンダードカーネーションとは、1つの茎に対し、1輪の花をつけるカーネーションです。

特徴としては、花びらが多く、大輪の花を咲かせます。

代表的な品種に、オズボーン、エレノア、コマチ、クリスティナ、モンブラン、フェイス、プリンス、ホワイトラブなどがあります。

スプレーカーネーション

スプレーカーネーションとはスプレー咲きのカーネーションのことです。

スプレー咲きとは、枝分かれして咲くという意味で、スプレーカーネーションは枝分かれした茎に花を咲かせます。

花の大きさはスタンダートタイプより小ぶりですが、複数の花をつけるため、華やかになります。

代表的な品種に、ソニア、キャンドル、エース、サラダ、タイム、ブライダルホワイト、ミルキーウェイなどがあります。

ポットカーネーション

鉢植えで販売しているカーネーションです。

中でも「イオス」という品種は、きれいな赤と緑のコントラストが魅力で、人気があります。

カーネーションの栽培・育て方

カーネーションは、暑さ・寒さに強く、育てるのにそれほど難しい植物ではありません。

暖かい時期(春や秋)に何度か花を咲かせ、楽しませてくれます。

日当たりの良い場所で蒸らすことなく育てれば、問題なく花を楽しむことができます。

カーネーションの育て方情報

分類・形態多年草/山野草
草丈・樹高10~30cm
開花の時期四季咲き性(主に4月~6月)
花色赤、白、ピンク、黄色、オレンジ、紫、緑、複色
耐寒性強い
耐暑性強い
特性・用途常緑性、香りがある
栽培難易度やや難しい

栽培スケジュール

植え付け3月~5月、9月~11月
植え替え3月~5月、9月~11月
肥料4月~6月、10月~11月
開花4月~6月、10月~11月

栽培に必要な準備・環境

日当たり・置き場所

カーネーションは日光と乾燥気味の気候を好みます。

耐寒性、耐暑性に優れていますが、じめじめした環境が苦手なので、梅雨の時期には十分注意が必要です。

雨が続く時期には、軒下に移動するなど、工夫が必要です。

水やり

地植えの場合は、定植時にたっぷりと水やりをし、それ以降は降雨でほとんど十分です。

ただ、土がひどく乾燥している場合は適宜水やりを行ってください。

鉢植えの場合は、土の表面が白っぽく乾いたら、鉢底から水が流れるくらい、たっぷりと水やりします。

肥料

 
開花している時期に、追肥を行います。

緩効性化成肥料、もしくは液体肥料を月に1度ほど施します。

カーネーションを育てるときのポイント

選び方

カーネーションを選ぶときは、葉が生き生きとした緑色をしているもの、茎もしっかりとしているものを選びましょう。

植え付け・植え替え

植え付け、植え替えはともに春か秋の3月~5月または、9月~11月に行います。

剪定・切り戻し・収穫

特に剪定する時期はありませんが、適宜、花が咲いた後に根元まで切り戻してください。

ふやし方

カーネーションは、さし木でふやすことができます。

気を付けるべき病気・害虫

花が込み合ってくると蒸れて、灰色かび病などが発生する恐れがあります。

花後の花がらを取り除き、枯葉や込み合っている茎を切り取って、風通しをよくしてあげましょう。

また、アブラムシがつくことがあります。

殺虫剤・殺菌剤

アブラムシを発見したら、ガムテープなどで貼りつけて取り除くことができます。

大量にいる場合は、春先にオルトランなどの薬剤をスプレーして駆除しましょう。