ベランダ菜園の定番ミニトマトの育て方!甘~くするコツも!

ミニトマトは、家庭菜園の定番で初心者でもベランダで栽培ができます。
一株から鈴なりになるので収穫も楽しく、初心者にもおすすめです。

また、コンパニオンプランツとしてバジルを一緒に植えると料理の時に同時に収穫できてピザやパスタに使えるのでおすすめです。
たくさん収穫したミニトマトは、食べきれなかったら冷凍保存や煮て保存をする事もできます。

おウチで収穫して、いっぱい食べましょう!

ミニトマトの基本情報

学名Solanum lycopersicum
英名Cherry Tomato
その他別名チェリートマト・プチトマト・赤茄子(アカナス)・蕃茄(バンカ)・唐柿(トウシ)・小金瓜(コガネウリ)
科名ナス科
属名ナス属
原産地メキシコやペルーなどの南米

ミニトマトの特徴

ミニトマトは、元々メキシコやペルーなどの南米のアンデス山脈付近に自生していました。
そこから北米やヨーロッパに渡ったと言われています。
原産地が南米アンデス高原であるため、乾燥にも比較的強いです。
また、昼と夜の温度差がある気候を好みます。

日本ではビニールハウスのイメージが強いので、まさかそんな地域が原産だとは思わなかったですよね。

ミニトマトの種類

ミニトマトには赤色以外にも、オレンジ、緑、紫、など様々な品種があります。
いくつかの品種を下記でご紹介します。

アイコ

ミニトマトの代表と言えば、アイコですね。
たまご型のミニトマトで、肉厚、甘さとジューシーさが人気です。
赤の他に、イエローアイコやオレンジアイコもあります。

オレンジキャロル

実がつきやすいので、家庭菜園初心者にもおすすめです。
甘味が強く、たくさん実がつきます。

千果(ちか)

こちらもミニトマトの人気品種です。
安定した味で、甘味が強いトマトです。
色もキレイで光沢があります。
家庭菜園にも人気です。

ネネ

若干割れやすい品種のために農家ではあまり作られていませんが、味は抜群です。
甘く、鈴なりになるため家庭菜園で収穫がたくさんできます。

トスカーナバイオレット

トスカーナバイオレットは、紫のミニトマトができる品種です。
実はみずみずしく、甘くぶどうのようにも感じます。
店頭でもあまり見かけないので、家で作ってみると楽しいです。

ミニトマトの栽培・育て方

ミニトマトは、種から育てる方法と苗を買ってきて育てる方法があります。

種まきからする場合は、収穫まで約4か月ほどかかります。
3月か4月頃に種を撒き、5月頃に定植するようにするとよいでしょう。

苗から育てる場合は、接ぎ木苗を買ってくるとより簡単に栽培する事ができます。

ミニトマトの育て方情報

分類・形態野菜・多年生植物・一年草植物
草丈・樹高1m~2.5m
開花の時期5月~9月
花色黄色
耐寒性若干弱い
耐暑性普通
特性・用途食用
栽培難易度普通

栽培スケジュール

植え付け4月~5月
剪定芽かき、4月~9月
肥料6月~9月
開花6月~8月
収穫7月~10月

栽培に必要な準備・環境

ミニトマトの栽培に必要な物は以下です。

必要な物

  • 種まき用セルトレイか9cmのポット
  • 種まき用の土
  • ミニトマトの種、もしくは、苗 
  • 大き目の鉢か野菜用プランター (幅24~30cm以上、深型深さ40cm程度が望ましいです。)
  • スコップ
  • 底石
  • 野菜用の培養土
  • 行燈支柱(あんどんしちゅう)150cm~200cm程度
  • 麻ひも
  • 追肥用の肥料(野菜用)

日当たり・置き場所

ミニトマトは、南米の暑いところが原産です。
風通しがよく、日当たりの良い場所に置き、たっぷりと太陽をあびさせてあげましょう。

木の上で完熟させると甘くて美味しいミニトマトになります。

水やり

水やりがミニトマトの美味しさのポイントになります。
ミニトマトの実がなり始めたら、水やりを少しだけ控えます。

葉っぱが少ししおれる位になったら、たっぷりとあげてください。
メリハリのある水やりをすることで味が濃く美味しいミニトマトができます。

肥料

肥料のあげすぎはよくありません。
花が咲いて実がついてきたら、追肥をします。

追肥は1ヶ月に1回、一株に対して化成肥料をスプーン杯分あげてください。

用土

野菜用の培養土を使いましょう。
自分で配合をする場合は、赤玉:腐葉土:バーミキュライトを6.5:2.5:1の割合でまぜて下さい。

温度

20~30度前後が生育に適した温度です。

ミニトマトを育てるときのポイント

選び方

ミニトマトの苗を買う時は、茎が太くてしっかりしている「接木苗」を選んでください。

また、最初の花房がついていると尚よいでしょう。
苗は100円以下でも買えますので、より簡単に栽培ができます。

種まき

種から育てる場合は、下記の手順です。

  1. 種まき用のポットか9cmのポットに、清潔な土をいれます。種まき用の土を使うと良いでしょう。
  2. 土を入れたら水でしっかりと湿らせます。種を撒き1cmくらい土をかぶせてください。さらに霧吹きや手で優しく水をかけて待ちます。発芽には15度~20度以上を保つとよいでしょう。気温が満たない場合は、発芽までは室内で管理することもできます。水を絶やさないように注意してください。
  3. 大体3日から1週間で発芽します。発芽後は、日光がたくさん当たる場所に置きましょう。
  4. 本葉が1枚出てきたら、生長のよくないものは、間引きましょう。緑の色が薄いものや、ひょろひょろしているものを間引くとよいでしょう。9cmのポットで苗を育てている場合、ポットには1本の苗を育てます。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりとあげます。苗が小さいうちは、手や霧吹きなどでやさしくかけてあげてください。
  5. 種を撒いてから約1ヶ月前後になったら肥料を与えましょう。液体肥料や野菜用の肥料を使ってください。
  6. 種まきから約2か月くらいで、定植できる苗になります。

植え付け

苗が育ち本葉が8枚から9枚くらいになったら、大きなプランターに植え付けます。
苗を買ってきた場合もこの手順です。

  1. 根がよくのびるように、24cm~30mくらいの大きさで、深型のプランターを使いましょう。
  2. プランターの底に底石をひき、野菜用の培養土を8割程度いれます。
  3. 苗に水をしっかりあげてから、土に穴をあけて苗を中心に置きます。まわりの土を被せて手のひらでぎゅっと抑えて倒れないようにしてください。
  4. 行燈支柱を鉢に立てます。
  5. 水をたっぷりとあげてください。
  6. 必要に応じて芽かきをします。芽かきについては、下記芽かきの項目を読んでください。
  7. 丈が大きくなってきたら、茎と行燈を麻ひもで結びます。八の字になるように、結びましょう。強くしばらずに、茎の方は生長できるように余裕をもたせるようにしましょう。行燈のまわりにぐるっと巻きながら誘引してください。
  8. 一番最初の花が咲いたら、受粉できるように指ではじくようにして、茎や花の近くを揺らしてあげて下さい。こうすることで実がなる確率を高めます。
  9. 実がなるまで毎日お世話しましょう!水やりと害虫がついていないかの確認をしてください。
  10. 花が咲いてから約50日から60日で収穫ができます。
  11. 枝が支柱の上まで伸びたら、収穫後の古い葉を落として、古い茎を行燈の下の方へ下げます。そうする事で、行燈の上のほうにスペースができるので、さらに生長する事ができます。

トマトの育て方と植え替え方法とコツを【写真付きで解説】

芽かき

ミニトマトは、「芽かき」をする必要があります。

葉の付け根から出てくる芽を脇芽といい、脇芽を取る事を「芽かき」と言います。
脇芽は養分を取ってしまうので、小さい内に手か清潔なハサミで取ります。

収穫

花がおわると、実がつきます。
実が赤くなりはじめたら1週間程度で収穫ができます。

収穫の時期には、余分な葉は取り除きトマトに養分が行き渡るようにします。
風通しも良くなるので病害虫を防ぎます。
収穫が終わった下の葉っぱは、切り取ってください。

気を付けるべき病気・害虫

アブラムシ、ハダニ、オオタバコガ、トマトハモグリバエ、コナジラミが発生することがあります。

早期発見が重要です。
毎日ミニトマトの葉の裏や茎、新芽を確認しましょう。
また、葉の裏にもしっかりと霧吹きで水をかける事で、害虫予防になります。

殺虫剤・殺菌剤

アブラムシ、ハダニ、コナジラミ

牛乳スプレーをつかったり、歯ブラシやティッシュで取り除いてください。
多い場合はマスキングテープで取る方法も有効です。

オオタバコガ

ゼンターリ顆粒水和剤を利用して駆除しましょう。

トマトハモグリバエ

ベストガード粒剤やベニカ水溶剤で退治しましょう。
アブラムシ・コナジラミにも有効です。