パキポディウムの王様とも呼ばれているグラキリス。
塊根植物好きなら知らない人はいないでしょう。
水を蓄える太った幹のフォルムと葉のバランスが魅了的ですね。
上手に育てると桜のようなとてもかわいい花を咲かせるのも特徴です。
この記事では、グラキリスを太らせるポイントも含めてパキポディウム・グラキリスの育て方をご紹介していきますのでぜひご覧ください♪
下記の記事でもグラキリスの実生を太らせるポイントを詳しく紹介しています♪
グラキリスの実生を太らせる方法3つ|よくある太らない原因3つも解説
グラキリスの基本情報
学名 | Pachypodium rosulatum var.gracilius |
---|---|
英名 | Pachypodium rosulatum var.gracilius |
その他別名 | 象牙宮 |
科名 | キョウチクトウ科 |
属名 | パキポディウム属 |
原産地 | マダガスカル・アフリカ |
グラキリスの特徴
成長のスピードはとてもゆっくりですが、秋には葉が落ちて休眠し、春には葉をつけ始め夏に成長します。
小さな木のような観葉植物として季節を楽しめ、とても人気があります。
暑さには強いものの、寒さには弱く、冬場には屋内に入れてあげる必要があります。
夏場は屋外でも育てられます。
グラキリスの栽培・育て方
グラキリスの育て方情報
分類・形態 | 多肉植物・観葉植物・塊根植物・コーデックス |
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草丈・樹高 | 3cm〜50cm程度 |
開花の時期 | 3月〜5月 |
花色 | 黄色・白 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
特性・用途 | 乾燥に強い・冬場から春まで乾燥気味に育てる・年に1度花を咲かせる |
栽培難易度 | 普通 |
栽培スケジュール
植え付け | 4月〜6月 |
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植え替え | 4月〜6月 / 2年に一度 |
剪定 | 3月 |
肥料 | 3月〜4月 |
開花 | 3月〜5月 |
グラキリスの栽培に必要な準備・環境
日当たり
日当たりの良い場所が適しています。
直射日光に当てても問題ありません。
日光不足は幹が細くなりますので注意しましょう。
冬は寒さに弱いため、室内の日当たりの良い場所で育てましょう。
置き場所
夏は、外でも室内も日当たりの良い場所におきましょう。
梅雨の時期は、雨にあたり
すぎにならないよう、外で育てている場合は、日当たりの良い軒下などへ移動しましょう。
冬は外気温が10度を下回ったら室内に置きましょう。
水やり
乾燥には強いです。
水をやりすぎには弱いため、根腐れを起こしてしまうことへ注意をしましょう。
水やりについては、土の表面が乾いてきてから水をあげるようにしましょう。
冬場には水はほとんどあげずに春までは乾燥気味に育てます。
水をあげる際は、鉢から水が垂れてくることを目安にたっぷりあげてください。
▼このくらい土の表面が乾燥してくると水やりの目安です
下記の記事でもグラキリスの水やり方法を詳しく紹介しています♪
グラキリスの水やり方法|頻度は?秋や冬のポイントも解説
太らせ方
毎回の水やりをするタイミングの目安は、幹がしぼんできたタイミングで行ってください。
このタイミングで行うと、幹に水を蓄えようとして、太く成長していきます。
肥料
3月〜4月の春の生育期に緩効性肥料を土に混ぜ込むか、希釈した液体肥料をあげましょう。
土づくり(用土)
水はけの良いもの使います。
多肉植物やサボテンの培養度で育てることができます。
自分で土を作る場合には、赤玉土に軽石や鹿沼土などで水はけの良い配合を作りましょう。
グラキリスを育てるときのポイント
パキポディウム・グラキリスの選び方のポイント
幹が張っていて固く、葉は緑が濃くてきれいなものを選びましょう。
発根していないものが売っていることも多いのですが、初心者には発根しているものや鉢植えになっているものがおすすめです。
幹を触ってぶよぶよしていたら根腐れをおこしています。
しわしわになっているものは水が行き届いていない可能性があります。
この2点には注意しましょう。
種まきをするときのポイント
発芽に必要な温度は30度前後です。
発芽するまでは室内で育てましょう。
梅雨時期〜初夏に植えると管理がしやすいですが、1年ほど室内で管理しても大丈夫です。
発芽してから1年目は土が乾燥する前に水をあげましょう。
植え替えをするときのポイント
2年に一度、4月〜6月の間がグラキリスの植え替えするのが適しているでしょう。
植え替え方法についてはこちらの記事>グラキリスの植え替え手順とコツを【写真付きで解説】にて詳しく解説しています。
剪定をするときのポイント
枝が邪魔になるほど伸びることはないので必要ありませんが、品種によっては枝分かれして伸びるものもあります。
個人的な感覚にはなりますが、特に伸びすぎてしまうことは少ないため、剪定する事は少ないでしょう。
もし、剪定をする場合は春に入った3月頃がおすすめです。
ふやし方のポイント
グラキリスは種を購入して実生で育てるのがおすすめです。
挿木での増やし方もありますが、カットした部分から腐ってしまう場合もあり初心者にはお勧めできません。
パキポディウムの種類
パキポディウム・ラメリー
トゲが長く、幹はシルバーのように見えるものも。
背が高くなるのが特徴ですが、自生地で育っても6m程度で、パキポディウムの中では育てやすい品種です。
ブレビカウレ
和名では「恵比寿笑い」とも呼ばれています。
地面に落ちたスライムのような可愛らしいフォルムで、マニアの中では人気の品種ですが、少し難易度は高め。
ロスラーツム
グラキリスの変種で、幹の部分がかなり太く大きくなるのが特徴です。
丈夫で育てやすい品種で人気があります。
ナマクアナム
マダカスカル原産が多いパキポディウムの中でナマクアナムは南アフリカ原産。
和名で「光堂」とも呼ばれ、ねじれた葉と筒状に咲く花が特徴です。
デンシフローラム
トゲのある太い幹が枝分かれしてユニークな形をしているのが特徴。
パキポディウム初心者でも育てやすいとされています。
グラキリスの気を付けるべき病気・害虫
屋外で育てているとアブラムシやカイガラムシが付いていることがあります。
直接ブラシなどで落としたり、殺虫剤や防虫材で対処します。
殺虫剤・殺菌剤
オルトラン粒状を少量株元に混ぜましょう。
ベニカジフルスプレーなどを散布するのもおすすめです。
みんなのグラキリス フォト
パキポディウム・グラキリウス
日に当てないとうまく成長しないので、日中はなるべく外に出して日光浴をさせています。水はあげすぎず土が乾いてきたら霧吹き程度にあげる、というのがポイントだと思います。
パキポディウム・グラキリウス
まだ発根管理中の為、蜂の温度を下げないようにと麻紐で固定をしています。また、湿度が下がりすぎない様に気をつけています。
パキポディウム・グラキリウス
小さなサイズですが、とっても元気です。2度目の冬がこれからやってきますが、温度管理に気をつけて育てています。
パキポディウム・グラキリウス
パキポディウムが大好きで収集しています。風当たりのいい場所が大好きなので、昼間は直射日光の当たらない日陰に置いています。
パキポディウム・グラキリウス
所有しているものの中でも、お気に入りの子です。日向が好きで、朝方や夕方は風通しの良いベランダで過ごしています。
パキポディウム エブレネウム
植物好きの友人が種から発芽させて育てているものを先日分けていただきました。とても可愛いので頑張って成長させてあげたいです。
パキポディウム・グラキリス
日向を好みます。1回水をたっぷりあげるとしばらく水なしで元気に過ごします。風通しのよい場所を好みます。
パキポディウム・グラキリス
水はけの良い土、日光、光量、湿度をマダガスカルの気候に近づけるように努力しています。毎日じっくり観察しています。
パキポディウム・グラキリウス
秋から冬にかけて落葉し始めたら休眠してきているので休ませます。 冬場はなるべく屋内の日当たりのよい場所か温室で管理するのがいいでしょう。
パキポディウム・グラキリウス
小さい方は今年の2月、大きい方は今年の8月に購入し、植物用LEDで育てています。パンパンな状態を保てるように、毎日様子を見て成長具合を確かめています。
パキポディウム・グラキリウス
毎日状態をよく観察して、水やりのタイミングに気を付けています。少しでもマダガスカルの気候に近づけるよう努力しています!
パキポディウム・グラキリウス
土の湿度と温度管理が重要だと聞いたので、普段は簡易鉢に計をさして気を付けています。寒い季節は温室に入れて育てています。
みんなのフォト
パキポディウム・グラキリウス
日に当てないとうまく成長しないので、日中はなるべく外に出して日光浴をさせています。水はあげすぎず土が乾いてきたら霧吹き程度にあげる、というのがポイントだと思います。
パキポディウム・グラキリウス
まだ発根管理中の為、蜂の温度を下げないようにと麻紐で固定をしています。また、湿度が下がりすぎない様に気をつけています。
パキポディウム・グラキリウス
小さなサイズですが、とっても元気です。2度目の冬がこれからやってきますが、温度管理に気をつけて育てています。
パキポディウム・グラキリウス
パキポディウムが大好きで収集しています。風当たりのいい場所が大好きなので、昼間は直射日光の当たらない日陰に置いています。
パキポディウム・グラキリウス
所有しているものの中でも、お気に入りの子です。日向が好きで、朝方や夕方は風通しの良いベランダで過ごしています。
パキポディウム エブレネウム
植物好きの友人が種から発芽させて育てているものを先日分けていただきました。とても可愛いので頑張って成長させてあげたいです。
パキポディウム・グラキリス
日向を好みます。1回水をたっぷりあげるとしばらく水なしで元気に過ごします。風通しのよい場所を好みます。
パキポディウム・グラキリス
水はけの良い土、日光、光量、湿度をマダガスカルの気候に近づけるように努力しています。毎日じっくり観察しています。
パキポディウム・グラキリウス
秋から冬にかけて落葉し始めたら休眠してきているので休ませます。 冬場はなるべく屋内の日当たりのよい場所か温室で管理するのがいいでしょう。
パキポディウム・グラキリウス
小さい方は今年の2月、大きい方は今年の8月に購入し、植物用LEDで育てています。パンパンな状態を保てるように、毎日様子を見て成長具合を確かめています。
パキポディウム・グラキリウス
毎日状態をよく観察して、水やりのタイミングに気を付けています。少しでもマダガスカルの気候に近づけるよう努力しています!
パキポディウム・グラキリウス
土の湿度と温度管理が重要だと聞いたので、普段は簡易鉢に計をさして気を付けています。寒い季節は温室に入れて育てています。