オダマキの育て方と植え付け方法とコツを【写真付きで解説】 (1)

ガーデニング好きの人なら誰でも一度は”虜(とりこ)“になったことがあるほど、人を惹きつけるオダマキ。繊細なフォルムと美しい彩りで風に揺れる姿は目を離せません。

今回は、「オダマキを知らない」「じつは前から気になっていた」という方に、植え付け方法や管理の仕方について詳しくご紹介していきます。また、オダマキの魅力もあわせてお伝えしていきます。

読み終わったあとには、お気に入りのオダマキを育ててみたくなっているかもしれませんね。

オダマキとは?オダマキの魅力

オダマキの魅力は、なんと言ってもバリエーションの多さにあります。ガーデナーに人気の西洋オダマキの品種は、繊細なものから艶やかなものまで豊富にあります。

色彩豊かなオダマキは、お気に入りが必ず見つかる植物でもあり、新しい品種に出会うたびに思わず購入してしまう魅惑的な植物でもあります。

オダマキの基本情報

学名 Aquilegia
英名 Columbine
科名キンポウゲ科
属名オダマキ属
原産地日本、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカ

オダマキの植え付けが必要な理由は?

オダマキの植え付けが必要な理由

オダマキは鉢で育てることもできますが、庭に植え付けすることをオススメします。なぜなら、地植えでの管理は手間がかからないからです。

鉢で管理する場合は、土が乾いていないかをこまめにチェックし、乾いているたびにたっぷりと水をあげなくてはいけません。地植えの場合は夏の乾燥が続いたとき以外、水やりの必要はありません。

地植えで育てるメリットは、”手間がかからない”の他にもあるので、私は庭に植え付けをしています。それは、光好性種子のオダマキの種は、こぼれ種で自然に増えてくれるからです。

植える手間もはぶけて自然に増えてくれるオダマキは、ガーデニング初心者にはオススメの植物です。

オダマキの植え付けに適した季節

オダマキの植え付けの適期は2月~3月の芽がでる前です。とは言うものの、丈夫なオダマキは、植え付けの敵期が少し過ぎていても、芽がでていても根付くので安心してください。

ひとつ気をつけて欲しいポイントは、ボットから抜き出すときに根を傷つけないようにすること。直根性のオダマキの根は、太い根を下に向かって伸ばす性質があるので、崩さずにそっと植え付けましょう。

オダマキの植え付けで今回用意したグッズを紹介

オダマキの植え付けで用意したグッズ

今回オダマキの植え付けで使用したグッズをご紹介します。

  • グローブ
  • スコップ
  • 土入れ
  • トレイ
  • じょうろ
  • 草花用培養土
  • 腐葉土
  • 緩効性肥料マグァンプ

どんな植物の植え付けをするときでも、基本準備としてグローブ~じょうろまでは必ず準備しておきましょう。園芸用のグローブやスコップはおしゃれですが、値段が高めなので、ホームセンターの商品が実用的でオススメです。

意外とあなどれないのが百円ショップの商品。今回の植え付けに使用した「土入れ」は、百円ショップの商品を使用しています。土入れは袋から土を取り出し、配合した土を混ぜ合わせる際に使用します。

「スコップがあれば良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。私も土入れを購入する前はスコップを使っていましたが、使い始めるとその便利さから今では手放せないグッズになりました。

西洋オダマキは”水はけの良さ”さえ気をつければ、どの土を使っても成長していきます。今回は、草花用培養土・腐葉土・緩効性肥料マグァンプをおよそ7:3:1の割合でブレンドしました。

気をつけたい日本原産オダマキの用土

植え付ける前に注意したいのがオダマキの品種です。同じオダマキ属でも、西洋オダマキと日本原産オダマキでは、植え付ける用土が違うものになるからです。

日本原産のオダマキは、山野草に分類されるため、市販の山野草の培養土を使用します。

オリジナルで配合する場合は、水はけがよくなるようにブレンドしましょう。小粒サイズの赤玉土と腐葉土を、およそ6:4の割合で混ぜ合わせます。

オダマキの植え付け手順

購入したオダマキの植え付け手順をご紹介します。

  1. 土をブレンドしておく
  2. 植え付ける場所を決めて掘る
  3. ポットから抜き、根鉢の上を軽く崩す
  4. ブレンドした土を入れ植え付ける
  5. 株元を上から軽く押しつけ水をあたえる

一つ一つみていきます。

①土をブレンドしておく

土をブレンドしておく

草花用培養土・腐葉土・緩効性肥料マグァンプをおよそ7:3:1の割合でトレイの上にブレンドしておきます。

②植え付ける場所を決めて掘る

植え付け場所を決めて掘る
植え付ける場所を決めたら、オダマキのポットより一回りほど大きく穴を掘っておきます。

③ポットから抜き、根鉢の上を軽く崩す

ポットから抜き、根鉢の上を軽く崩す
ポットから抜き、根鉢の上を軽く崩す

オダマキの直根性の根は崩さないように注意しながら、そっとポットから抜き出します。

【抜き出すときのポイント】

  • ポットを軽く揉むようにすると抜き出しやすくなる。
  • 人差し指と中指の間に苗の根元を挟み込むようにし、ポットを逆さまにひっくり返すと、オダマキの根に負担をかけることなく抜き出すことができる。
  • 根鉢の上部が古い土で固まっていることがあるので指で軽くほぐす。

④ブレンドした土を入れ植え付ける

ブレンドした土を入れ植え付ける
あらかじめ掘っておいた場所に、ブレンドした土を入れ植え付けていきます。オダマキの向きや高さはお好みで決めていき、高さが足りないようなら土を入れて調整します。

⑤株元を上から軽く押しつけ水をあたえる

株元を上から軽く押しつけ水をあたえる
植え付け後は株元が浮かないように、上から手で軽く押しつけます。その後は株元へ水をたっぷりと与えます。

植え付けで注意したいオダマキの毒性

オダマキ属には「プロトアネモニン」という毒性の成分があります。折れた茎からにじみ出た液が皮膚についてしまうと、皮膚炎などの症状が出ることがあります。

オダマキの植え付けのときには、グローブを必ず着用し予防を心掛けましょう。

オダマキの植え付け完了!管理について

オダマキの植え付け完了
オダマキは日当たりの良い場所と風通しの良い場所を好みます。地植えにしたオダマキの水やりは、夏の乾燥が続くとき以外は必要ありません。鉢植えで育てるときは、オダマキの土の状態をこまめにチェックし、乾いていたらたっぷりと水を与えることが大切です。

冬の寒い時期になると、地上部のオダマキは姿を消してしまうので不安になるかもしれません。ところが、春先の暖かい季節になると見覚えのある丸い葉が茂りはじめます。植えていなかったはずの場所で、オダマキの葉が生長している姿を見つけたときには、微笑ましい気持ちになるでしょう。

園芸店やホームセンター、道の駅に足をのばすと心惹かれるオダマキに出会えるこの季節。気になるオダマキを見つけたら育ててみましょう。自分で植え付けしたオダマキが、風にそよぐ優雅な姿を目にすると心も和みます。

今回植え付けしたオダマキがこぼれ種で増えていき、群生して咲く日が楽しみになりました。