マツバギクはグランドカバーとしてもおすすめ!育て方や季節の変化について

  • マツバギクの育て方やグランドカバーについて理解できる
  • マツバギクのグランドカバーが自分でできる
  • マツバギクやその他の植物のグランドカバートがわかる
  • マツバギクの季節ごとの育て方や、グランドカバーとしての利用ができるようになる

マツバギクは、地を這うように広がるのでグランドカバーにもおすすめです。ハマミズナ科マツバギク属の多年草。手がかからないので初心者でも簡単に育てられます。

こちらでは、マツバギクの育て方や季節の変化について解説。マツバギク以外の人気のグランドカバープランツも併せて紹介します。素敵なお庭づくりの参考にしてくださいね。

マツバギクをグランドカバーとして活用する方法・育て方

マツバギクを上手に育てて、グランドカバーに仕立てられたら素敵ですよね。

育て方や季節ごとにどのような変化をしていくのか、注意点なども含めて分かりやすく解説していきます。

マツバギクのグランドカバー活用法

マツバギクのグランドカバー活用法

マツバギクは背丈10cm~30cmで、横に広がるように伸びる性質を持ちます。樹木やエクステリアの足元の地面を覆うように植栽する「グランドカバー」にもピッタリなんです。

段差がある土地の壁面から垂らすように生やしても素敵ですよ。

マツバギクの開花時期は?

マツバギクには2種類あるのはご存じでしたか?「ランプランサス属」と「デロスペルマ属」では開花時期が異なり、「ランプランサス属」の開花時期は4月~5月、「デロスペルマ属」は6月~11月まで長く開花します。

マツバギクの植え付け時期は?

気温が暖かくなりはじめた3月~5月頃が苗の植え付け時期です。夏の暑い時はお休みして、また秋の9月~10月頃も植え付けのシーズンです。

一度植え付けてしまえば手がかからず、放置気味でも広がって育ってくれますよ。

ただし、マツバギクの中でも「ランプランサス属」は寒さに弱い種類なので、寒冷地では春植えのほうがよさそうです。

マツバギクの日当たりは?

マツバギクは特に日光を好む植物です。よく日の当たる場所で育てましょう。

花が咲いていても日が陰って暗くなると花が閉じてしまう性質なので、日陰のグランドカバーだと、花がきれいに開いてくれないかもしれません。直射日光が当たり乾燥しているような場所に植えることをおすすめします

マツバギクの用土は?

マツバギクの用土は?

乾燥地を好むので、水はけのよい用土が適しています。植え付け場所をよく耕して、水はけのよいように腐葉土や軽石などをすき込んで、山に盛って水たまりにならないよう工夫すると、根腐れ防止になります。

また、マツバギクは酸性土壌を嫌うので、植え付けの2週間前に苦土石灰を施して、やや弱アルカリ性に酸度調整しておくとよいでしょう。

マツバギクの風通しは?

マツバギクの自生地は、乾燥して強風が吹き荒れているような場所です。日本の高温多湿のようなじめっとした環境が大のニガテ。梅雨の時期は徒長したり、葉が枯れ込んだりすることがよくあります。

なるべく風通しよく、カラッとした環境に整えてあげましょう

マツバギクの水やりは?

マツバギクのグランドカバーは、水やりはほぼ必要ありません。数日に1回の雨水だけで十分生きていけます。真夏で日照りが続いた時だけ、朝夕の涼しい時に水やりするとよいでしょう。

ただし水の与えすぎは枯れ込みの原因となるので注意してくださいね

マツバギクの肥料やりは?

マツバギクはやせた土地でも問題なく育つので、肥料はいりません。もしやるとしたら、植え付け時に、元肥として緩効性肥料を混ぜ込むとよいでしょう。

肥料の与えすぎは根を傷めて枯れる原因に。また、窒素過多で葉ばかり茂り咲かなくなるので注意してください。

マツバギクの剪定は?

マツバギクを伸ばしてグランドカバーにするなら、特に剪定はいらないのですが、徒長してだらしなくなったら切り戻してあげると、株がリフレッシュします

ランプランサス属の剪定は6月頃が適期です。寒さに弱い種類なので秋に切ると株が弱ることがあります。

一方、デロスペルマ属なら耐寒性があるので春から秋のいつでも剪定可能です。剪定した枝で差し芽をすると、さらに増やすことができますよ。

マツバギクの冬越しは?

マツバギク「デロスペルマ属」はそのまま植えっぱなしでも問題ありません。耐寒性は‐15℃まであるので、日本のほとんどの地域で、路地植えで冬越しできます。

耐寒性の弱い「ランプランサス属」のみ、晩秋になったら掘り上げて鉢植えにして室内で管理します。また春になったら庭に植え付けましょう。

マツバギク以外でおすすめのグランドカバー7選

マツバギクのグランドカバー以外にも、素敵なグランドカバーはたくさんあります。

こちらでは、グランドカバーにおすすめの草花を7つ紹介します。お気に入りの種類は見つかるでしょうか。

①リッピア

リッピア

クマツヅラ科イワダレソウ属。白やピンクの小さな花が咲く多年草です。「ヒメイワダレソウ」や「クラピア」の名前で出回ることもあります。

花期が長く、春から11月頃まで咲くので人気のグランドカバープランツです。暖地では常緑ですが、寒冷地では地表が枯れて冬越しします。

②セダム

セダムはベンケイソウ科マンネングサ属、背が低く広がるように増える多肉植物です。セダムの種類は豊富ですが、昔から日本に生えているマルバマンネグサやツルマンネングサなどが日本の土地によく合います

加湿に注意が必要ですが、乾燥気味にすれば放置してもマット状によく育ちます、

③クリーピングタイム

シソ科イブキジャコウソウ属の植物で、よく香るハーブの一種です。クリーピングタイムは匍匐性なので、グランドカバーに重宝します。

中でも、グランドカバー用に改良された「レイタータイム」という品種は、踏みつけにも強いので玄関アプローチや駐車場など、人が歩く場所にもおすすめです。

④アジュガ

アジュガ

シソ科アジュガ属の多年草、別名「十二単(じゅうにひとえ)」。アジュガは日陰に強いグランドカバーです。

斑入り葉や銅葉品種など、おしゃれな園芸品種がたくさんあり、どれを植えようか迷ってしまうほどです。春にはマット状に広がった葉から青い花穂が立ちあがり、群生する姿が見事です。

⑤クローバー

四葉のクローバーでも有名なクローバーは、マメ科ジャグジソウ属の植物です。

公園など広範囲のグランドカバーにするなら種まきが安価ですが、一般家庭の庭ならおしゃれな園芸品種がたくさんあるので、ポット苗で購入して増やすのがおすすめです。

冬は地上部が枯れて越冬しますが、春にまた芽吹いてきます。

⑥ヒメツルソバ

タデ科イヌタデ属のヒメツルソバは、昔から、野原や川辺などに広がって生えているのを見かける雑草ですが、コンペイトウのような小さな花が立ち上がるのがかわいらしく、園芸品種にもなっており、「ポリゴナム」の名前で流通しています。

暖地では地上部が枯れて越冬しますが、寒冷地では一年草扱いです。

⑦ラムズイヤー

ラムズイヤー

シソ科イヌゴマ属のラムズイヤーは、その名の通り「子羊の耳」のようにモフモフとした触り心地の葉っぱが魅力のハーブの一種です。

乾燥気味を好み、多湿が苦手。梅雨以降は下葉が蒸れて茶色くなりがちです。剪定して風通し良くなるよう注意しましょう。

まとめ

前半は、マツバギクの育て方や季節の変化について解説。後半は、数あるグランドカバープランツの中からおすすめの7種類を紹介しました。

どの種類もあまり手をかけなくてもよく育つのが特徴ですが、日照条件や乾湿の条件など、植える場所に合わせて選ぶとよいでしょう。

グランドカバーを植えると足元に緑の絨毯が広がり、庭に彩りを添えてくれますね。