ガーデンシクラメンの寄せ植え(ギャザリング)の作り方|クリスマスにもぴったりな相性が良い植物とは?

ガーデンシクラメンは、シクラメンを小ぶりに改良した品種です。

寒さに強く、長くお花が楽しめるガーデンシクラメンは冬の寄せ植えにもぴったりです。

今回は、そんなガーデンシクラメンを使った寄せ植えについてご紹介します。

色とりどりのガーデンシクラメンがおウチを明るくしてくれますよ。是非挑戦してみてください!

ガーデンシクラメンの寄せ植えで冬もガーデニングを楽しもう

冬は多くのお花が枯れてしまい、さみしくなりますよね。そんなときはガーデンシクラメンの出番です!

ガーデンシクラメンは寒さに強い

ガーデンシクラメンの一番の特徴は、寒さに強いことです。

お花が枯れてしまう冬に元気に咲いてくれるガーデンシクラメンは、とっても貴重な存在です。

開花期が長いため、冬を越して4月から5月まで楽しむ事ができます。

ガーデンシクラメンの寄せ植えの作り方のポイント

では早速、ガーデンシクラメンの寄せ植えを作ってみましょう!

作り方のポイントと、ガーデンシクラメンを使った寄せ植えの管理方法についても説明します。

適切に管理をすれば、10月~4月、5月まで楽しめますよ!

ガーデンシクラメンの寄せ植えを作る3つのポイント

ガーデンシクラメンの寄せ植えを作る3つのポイント

ガーデンシクラメンの寄せ植えを作る時のポイントは、3つあります。

  1. 10月頃に植え付けて寒くなる前に根をしっかり張れるようにすると丈夫に育ちます。
  2. ガーデンシクラメンは球根のあたまを少し出して植え付けましょう。球根の腐敗防止です。
  3. 一緒に植える草花は寒さに強い相性がよいものを選びましょう。

ガーデンシクラメンを使った寄せ植えの作り方

  1. まず鉢に鉢底ネットと鉢底石を入れます。培養土を鉢の半分くらいまで入れます。苗がポットのふちの高さになるようにしてください。
  2. ポットに入ったままの苗を鉢の中に置いてみてバランスを考えます。
  3. ガーデンシクラメンの苗の表面と周りの土を落として球根のあたまが1~2cmくらい出るまで土を落としましょう。根は崩さないでください。
  4. 植える時は深くなりすぎないように植えてください。
  5. ガーデンシクラメンを中心に植えたら、脇役のお花やリーフ系を植え付けてバランスを取ります。
  6. 最後に害虫予防としてオルトラン粒剤を土の表面にまいておきましょう。

ガーデンシクラメンの寄せ植えの管理方法

ガーデンシクラメンの寄せ植えの管理方法

ガーデンシクラメンはお日様が大好きな植物です。なるべく太陽の当たるところに置きましょう。

冬の霜にあたるとさすがに弱ってしまいます。雨ざらしにならない場所に置いてください。

土が湿っている時はお水はあげないでください。根腐れの原因になります。

水やりは乾いてから3日くらいしたらたっぷりとあげてください。

ちょろちょろ湿らせるような水のやり方はしないでください。また、霜をさけるために水やりは午前中にあげてください。

葉の上から水をかけないように、根本に水やりをするようにしましょう。

傷んだ花は蒸れてカビの原因にもなるので、必ず花がら摘みをしてください。茎をねじるようにすると、茎の根もとから抜くことができます。

ガーデンシクラメンの寄せ植えをおしゃれにする鉢の選び方

せっかく作ったガーデンシクラメンの寄せ植えをお洒落に飾りましょう!

入れ物を変えてあげるだけで、あっという間にお家の雰囲気に合う寄せ植えができますよ。

開花期が長いので、冬と春に容器を変えてあげるとまた違った雰囲気が楽しめます。

木箱

木箱はナチュラルな雰囲気に仕上がります。取っ手がついているものもとても可愛いです。

木箱の底に穴が開いていない場合は、ドリルなどで底に穴をあけましょう。

薄いピンクのガーデンシクラメンや淡い色合いの寄せ植えによく合います。

ブリキのバケツ

ガーデンシクラメンの寄せ植えを作ったら、ブリキのバケツを鉢カバーにしてみるのもおすすめです。

深紅のガーデンシクラメンとブリキのバケツがアンティークな雰囲気を出してくれます。

ブリキのバケツはガーデンシクラメンの色次第で、大人っぽくも可愛くも仕上げる事ができます。

四角い素焼き鉢

四角い素焼き鉢はちょっとめずらしいですね。

ガーデンシクラメンにコニファーなど立てに伸びるものを後ろの角側に配置してあげると、バランスよく仕上がります。

四角い鉢は斜めに置くとさらにおしゃれです。

和風ならグレーやこげ茶

和モダンなお家にマッチするのは、くすんだグレーやこげ茶の陶器鉢です。

ガーデンシクラメンを使った寄せ植えに、100円ショップのお正月の飾りを刺すだけで、あっという間におしゃれなお正月飾りになります。

白い陶器の鉢

白い陶器鉢はお家の雰囲気を選びません。シンプルモダンに仕上げたいなら、白い陶器鉢を選びましょう。

クリスマス気分も高まる!ガーデンシクラメンの寄せ植えと相性が良い植物

それでは、ガーデンシクラメンと一緒に植える植物はどんなものが相性が良いかご紹介します。

耐寒性がありガーデンシクラメンと一緒に冬を楽しめる植物をピックアップしました。

クリスマス気分も高まること間違いなしですね。

コニファー

コニファー
ガーデンシクラメンとコニファーの組み合わせはとてもクリスマスらしさがあります。冬の寄せ植えには間違いない組み合わせです。

チェッカーベリー

チェッカーベリー

深紅のガーデンシクラメンには、真っ赤なチェッカーベリーの実が良く合います。寒さに強く日陰でも育ちます。

シルバーリーフと合わせてもクリスマスらしくなりますよ。

コロキア

コロキアはカラーリーフのひとつです。寒い季節はグレーに、春には緑に色づきます。

暑さにも寒さにも強く、とても丈夫なので初心者にも育てやすいです。

細い枝が伸びる形状は個性的で、ガーデンシクラメンの寄せ植えの背景に入れてあげると良いですよ。

オレアリア

オレアリア
シルバーリーフのひとつオレアリアは、寒さに強く小さな葉をたくさんつけます。

縦に伸びるので、ガーデンシクラメンの後ろに添えるとぴったり合います。

ハツユキカズラ

ハツユキカズラ
寒さで紅葉するハツユキカズラは、冬の寄せ植えにぴったりの脇役です。

ガーデンシクラメンの葉と葉の間からハツユキカズラを出してあげると、かわいらしくなります。

ワイヤープランツ

ワイヤープランツ
ワイヤープランツは垂れ下がるように育つ植物です。

ガーデンシクラメンの寄せ植えの最後に入れてバランスを取ると、動きが出て素敵に仕上がります。

株を分けて2、3か所に入れましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はガーデンシクラメンの寄せ植えについてご紹介しました。

寒さに強く発色がキレイなガーデンシクラメンは、冬の寄せ植えにぴったりのお花です。

おしゃれに仕上げるために容器にもこだわってみると良いですよ。長く楽しめるので、是非挑戦してみてください!