パンダガジュマルの育て方と植え替え方法とコツを【写真付きで解説】

昨年春にペットボトルに挿し木したまま、放置していたパンダガジュマルが冬を越しました。外から見ても分かるほど根が回っていますので、見栄えの良い鉢に植え替えたいと思います。

普通のガジュマルと比べて弱いと言われるパンダガジュマルですが、実際に育ててみた感想と植え替え手順を解説します。

パンダガジュマルとは?パンダガジュマルの魅力

パンダガジュマル一般的なガジュマルより葉が丸く、厚みがあります。丸みのある葉っぱに、パンダの目や耳を連想してしまいます。

実のような花をつけますが、あまり目立ちませんので、葉を愛でるタイプの植物です。

パンダガジュマルの基本情報

学名Ficus microcarpa Panda
英名Ficus microcarpa Panda
科名クワ科
属名イチジク属
原産地熱帯アジア

パンダガジュマルの植え替えが必要な理由は?

パンダガジュマルの植え替えが必要な理由

パンダガジュマルは2~3年で鉢に根が回るので、根詰まりをおこして枯れる前に植え替える必要があります。今以上に大きくしたくない場合でも、鉢増しはせず土だけを入れ替えると健康に育ちます。

また、毎日のように水をあげているのに葉が落ちるようでしたら、根腐れの可能性があるので根を整理して植え替えるといいですよ。

今回、上の写真の奥にあるパンダガジュマルを剪定したついでに挿した枝が無事に発根。ペットボトルのままでは見た目も良くありませんし、植え替えの適期を迎えたので植え替え(着替え?)ることにしました。

パンダガジュマルの植え替えに適した季節

パンダガジュマルは5月の暖かくなったころから、7月までが植え替えの適期です。湿度が高いと調子がいいので梅雨どきがおすすめです。

ただし、土がずっと濡れている状態はよくありませんので、軒下で管理しましょう。

パンダガジュマルの植え替えで今回用意したグッズを紹介

パンダガジュマルの植え替えで用意したグッズ

今回、パンダガジュマルの植え替えに用意したグッズはこちらです。

  • 新しい鉢
  • 水はけのよい土
  • 鉢底石
  • 肥料
  • 小さいスコップ
  • はさみ
  • 土入れ
  • 軍手

新しい鉢

今回は2号→4号に植え替えます。
本当は鉢をアースカラーで統一したいのですが、パンダガジュマルを植える鉢にはどうしてもパンダを入れたかったため、白い鉢にマジックで描いてみました。

水はけのよい土

土は、屋外管理でじゃんじゃん水やりをする私と相性のよい、水はけ重視の土です。
屋内管理であまり水をあげないという人は、市販の観葉植物用の用土を使うとよいと思います。

鉢底石

鉢穴の形状によっては鉢底ネットが必要ですが、スリット鉢なので使いませんでした。

肥料

肥料は土の表面にまくタイプです。ガジュマルはほとんど肥料がなくても育ちますが、もう少し葉の色を濃くしたいので、規定より少ない量で使用しています。

今回の肥料の規定量は4号鉢で7~12gですが、6g使用しました。元肥入りの土なら不要ですし、株が落ち着いてから液体肥料をあげてもかまいません。

小さいスコップ

小さいスコップは肥料をまんべんなくまいたり、土を入れ込んだりするのに便利ですが、手や割りばしでも代用できます。

はさみ

はさみはペットボトルを切るのに使いましたが、通常の植え替えでは不要です。

その他、土入れと軍手も用意しました。

パンダガジュマルの植え替え手順

今回のパンダガジュマルの植え替えは以下のようにおこないました。

  1. パンダガジュマルを鉢から出し、根を確認する
  2. 鉢底石を入れる
  3. 土を入れて、パンダガジュマルを植えこむ
  4. 土の表面に肥料をまく
  5. 底から茶色い土が出なくなるまで水やりをする

植え替えの数日前から水やりを中断し、土を乾燥させてからおこなうと根を傷つけません。

1.パンダガジュマルを鉢から出し、根を確認する

パンダガジュマルを鉢から出し、根を確認する

もともとはペットボトルの底に穴を開けただけのものに植えていたパンダガジュマル。ペットボトルの底が凸凹しており、根がしっかりとはりついていましたが、ペットボトルに少し切れ込みを入れて動かすと抜けました

底にあった大きな石を取り除き、枯れた根などを整理します。

ガジュマルは、水のやりすぎで枯らしてしまう人が多いようです。植え替えのときに根が腐っているようなら、水のやりすぎを疑い、水やりの回数を少なくしてみましょう。

2.鉢底石を入れる

鉢底石を入れる

鉢穴が丸い場合は鉢底ネットを敷き、スリット鉢の場合はそのまま鉢底石を入れます

株に対して鉢が大きすぎるときは、鉢底石を多めに入れて土の量を調節すると、根腐れしにくくなります。

3.土を入れて、パンダガジュマルを植えこむ

土を入れて、パンダガジュマルを植えこむ

土入れで土を入れます。このとき、鉢底に元肥を入れてもかまいません。元肥を入れた場合は、根に肥料が直接当たらないようにしてくださいね。

パンダのイラストを正面にして植え込む

パンダのイラストを正面として、見た目がいい角度で植え込みました。スコップの柄で土を押さえましたが、これだけ土が見えていれば手で抑えても大丈夫です。

4.土の表面に肥料をまく

土の表面に肥料をまく

パンダガジュマルに使った肥料は、土の上からまくタイプです。水やりのたびに栄養分が土に流れ出しますので、どの根にも均等にいきわたるよう、土の表面に偏りなくまいていきます。

今回は葉っぱに対して効果を発揮する置き肥を使ったのですが、通常の液体肥料を使う場合は新芽が出てからでも遅くありません。肥料は薄めで頻回にあげるようにすると、肥料焼けをおこす確率を下げられます。

5.底から茶色い土が出なくなるまで水やりをする

底から茶色い土が出なくなるまで水やりをする

茶色い土が出なくなるまで、たっぷり水やりをしたら植え替え完成です。

パンダガジュマルの育て方は難しい?管理について

パンダガジュマルの植え替え完了
パンダガジュマルの木陰でパンダが休憩している、ほんのり気の抜けた鉢が完成しました。

接ぎ木で販売されるケースが多いパンダガジュマルですが、この挿し木はわりと丈夫です。成長期以外も通常のガジュマルと同様の管理をしていましたが、葉を落とすことも枯れ込むこともなく成長しましたので、挿し木のパンダガジュマルに関しては、急に環境を変えなければある程度強いという印象を持ちました。

植え替え後は、午前中のみ日の当たる場所で様子を見て、土が乾いたらメネデール入りの水をあげようと思います。パンダガジュマルはお水が好きですが、乾燥にも強いので、ご自身の水やりのペースに合わせた土を使うと失敗が少ないです。

週に一度の水やりであれば観葉植物用の土を、毎日あげるなら多肉植物にも使うような水はけのよい土を選んで、パンダガジュマルとの生活を楽しんでください!