フェンネル(ウイキョウ)の育て方と植え替え方法とコツを【写真付きで解説】

甘くスパイシーな香りが特徴的なフェンネル(ウイキョウ)。和名はウイキョウですが一般的には英名のフェンネルともよばれ、サラダやマリネなどの料理にアクセントとしてよく使われます。

この記事では人気のハーブ、フェンネルの植え替え方法と育て方についてご紹介します。

フェンネル(ウイキョウ)とは?

初夏に黄色い小花を咲かせるフェンネル。花はフラワーアレンジメントに、葉は料理のアクセントとして使われます。

さらに種はフェンネルシードと呼ばれ、パンやクッキーを作る際に使われる優秀なハーブです。

フェンネル(ウイキョウ)の基本情報

学名Foeniculum vulgare
英名Fennel
科名セリ科
属名ウイキョウ属
原産地地中海沿岸

フェンネル(ウイキョウ)の植え替えが必要な理由は?

フェンネル(ウイキョウ)の植え替えが必要な理由は?

フェンネルは直根性で植え替えが苦手な植物のため、できるだけ植え替えは避けるようにしましょう。もし植え替えをする場合は、苗が小さいうちに地植えするのがおすすめです。

しかし、自宅に庭がない場合は鉢植えでも育てることができます。今回筆者は切り花で購入したフェンネルの種をとることができました。

ちょうど種まきの時期だったこともあり、種をプランターの端に植えたところ発芽し大きく育てることに成功。大きな鉢に植え替えることにしました。

フェンネル(ウイキョウ)の植え替えに適した時期

フェンネルは植え替えに弱いため、なるべく植え替えを避けるようにしましょう。

もし植え替えをする場合は気候が穏やかな3月~5月、9~10月の年2回。気温は20℃前後の時期に行うようにしましょう。

フェンネル(ウイキョウ)の植え替えで今回用意したグッズを紹介

フェンネルの植え替えに準備したものは次の通りです。

  • 鉢底石
  • スコップ
  • 鉢底ネット
  • 作業用手袋

それぞれについて説明していきます。

フェンネルは水はけが良い土を好む植物です。そのため土は赤玉小玉と腐葉土を7:3で混ぜて使いましょう。

もしガーデニングをする機会があまりない場合は、お店などに売られているハーブ用の土を使うとうまく植え替えできますよ。今回はevoの野菜ハーブが美味しくなる土を使用しました。

フェンネルは直根性といわれ、根が真っすぐ下に伸びていくタイプの植物です。そのため植え替える鉢はなるべく大きく深いものを用意することをおすすめします。

今回は発芽したフェンネルを苗の大きさまで育てたかったので、フェンネルより少し大きめの鉢を選びました。

鉢底石

鉢底石を使うと水はけが良くなります。鉢底石も土と一緒に売っているので購入しましょう。

スコップ

便利なので使用しましたが、植え替えする植物が小さい場合はなくても大丈夫です。

鉢底ネット

100円均一で購入できます。大きめのものを購入し鉢に合わせ切って使うと便利です。

作業用手袋

爪に土が入るのを防げます。なくても問題ありません。

フェンネル(ウイキョウ)の植え替え手順

植え替えは下記の手順で行っていきます。

  1. 用意した鉢の底に鉢底ネットをしく
  2. ネットの上に鉢底石をしく
  3. 土を少し入れておく(土を混ぜる必要がある場合は混ぜてから入れる)
  4. 根を傷つけないように慎重に掘り起こす(根の土はとらない)
  5. 土をかける
  6. 水をかける

手順ごとに写真付きで見ていきましょう。

①用意した鉢の底に鉢底ネットをしく

フェンネル(ウイキョウ)の植え替え手順①用意した鉢の底に鉢底ネットをしく

用意した鉢の底に合うように鉢底ネットを切り、セットします。正方形にカットしてから鉢底に合わせて丸型に切りましたが、サイズを合わせるのに時間がかかりました。

そのため、少し小さいかもと思うくらいの大きさに切ってから合わせるのがおすすめです。

また、鉢底ネットはプラスチック製で意外と固いので手に刺さらないように気をつけましょう。

②鉢底ネットの上に鉢底石をしく

フェンネル(ウイキョウ)の植え替え手順②鉢底ネットの上に鉢底石をしく

鉢底ネットの上に鉢底石を鉢の底が見えなくなるまで入れます。

③土を入れる(土を混ぜる必要がある場合は混ぜておく)

フェンネル(ウイキョウ)の植え替え手順③土を入れる

植え替え後フェンネルが鉢より少しでるくらい背丈になるように土を入れておきます。

今回使用する鉢はフェンネルが発芽したてで小さく苗の大きさにしたかったので、今の背丈よりも少し大きめの鉢にしました。

フェンネルは1~2mに成長するので、通常苗を植え替えする場合鉢はそれを見越した深めのサイズを用意すると良いでしょう。

④根を傷つけないように慎重に掘り起こす(根の土はとらない)

フェンネル(ウイキョウ)の植え替え手順④根を傷つけないように慎重に掘り起こす

発芽したフェンネルを土からとりだします。フェンネルは直根性で植え替えが苦手なため根を切らないように周りから少しずつスコップで掘って行きましょう。

根をとりだしたとき根の周りについている土はそのままにします。このとき根を傷つけると枯れてしまう可能性があるので気をつけましょう。

⑤土をかける

フェンネル(ウイキョウ)の植え替え手順⑤土をかける

土をかけて固定していきます。新しい土はふわふわしていて水をかけると下に沈んでしまいます。土を入れるときはスコップでサクサクさして鉢にしっかり入れるようにしましょう。

このときも根を傷つけないように注意が必要です。

⑥水をかける

新しい土は乾いているのでたっぷり水をかけましょう。始めは水をかけると土が浮いてくるので、少し水をかけてしみ込んだらまた少し水をかけ鉢全体に水がいきわたるようにかけます。

鉢底から水がでたら完了です。

フェンネル(ウイキョウ)の植え替え完了!管理について

フェンネル(ウイキョウ)の植え替え完了!管理について

フェンネルは土が乾いたらたっぷり水をあげるようにしましょう。水やりをするのは朝の涼しい時間がおすすめです。

植え替え後、成長してくるとバランスが悪く倒れやすくなります。ある程度丈が大きくなってきたら支柱をたてましょう。

ガーデニングしたことがない方でも育てやすい植物ですが、キアゲハの幼虫、アブラムシなどの害虫にも注意が必要です。葉が多くなってきたら収穫して風通しをよくすることで害虫がつきにくく、病気も防げます。

もし害虫を見つけた場合はスプレーなどの殺虫剤やピンセットで取り除きましょう。

料理のアクセントやフラワーアレンジメントと幅広く使えるフェンネル。楽しみ方がたくさんあるのでガーデニングで楽しんでみてはいかがでしょうか。