夏になると爽やかでいい香りのするミントを育ててみたいと思いませんか?
ミントは、育てるのがとっても簡単でどんどん育ちます。
育ちやすいが故に定期的に植え替えが必要になります。
この記事を読めば、ミントの植え替え方法と育て方が分かります。
今回は、水挿しでミントを増やしてから植え替えをしました。
ペパーミントとは?ペパーミントの魅力
ペパーミントは、初心者でも育てやすいハーブです。
繁殖力が強くて沢山収穫出来るようになります。
収穫後は、ミントハーブティーやミント水にしたり、スイーツの上に飾ったりして使えます。
花は小さな紫色で観賞用として楽しむ方もいらっしゃいます。
ペパーミントの基本情報
学名 | Mentha×Piperita |
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英名 | Peppermint |
科名 | シソ科 |
属名 | ハッカ属 |
原産地 | ヨーロッパ |
ペパーミントの植え替えが必要な理由は?
一般的にペパーミントは、成長が早く根も急激に伸びるので、根詰まりしやすい植物です。
1年に1度は植え替えが必要になります。
私が育てたペパーミントは、収穫したあとの見栄えが汚かったことと、根詰まりして成長が止まってしまったことから植え替えることにしました。
暫く、茎を切って水挿しにしておきました。
春になったので綺麗にポットへ植え替えて、夏までに葉を沢山増やしてもらいます。
ペパーミントの植え替えに適した季節
ペパーミントの植え替えに適した季節は、春だと3月~6月で、秋では9月~10月です。
真夏や寒い時期は、植物へのダメージが大きく植え替えに向いていません。
ペパーミントの植え替えで今回用意したグッズを紹介
- ポット
- ハーブ用、野菜用培養土
- 鉢底石
- ミントの苗
ペパーミントの植え替え手順
- ペパーミントの増やし方(水挿し)
- 土をポット・鉢に入れる
- ミントを植える
- 根を張りやすくする
- 水やり
1.ペパーミントの増やし方(水挿し)
元の株から茎を根元から半分辺りで切り取ります。
元の株を残したい方は、下の葉っぱ数枚残して下さい。新しい茎が出てきます。
(スーパーなどで売っているペパーミントを水挿しにして根を出しても構いません。)
茎を切った後は、ミントの下の方の葉をもぎり取ります。
葉がついていた節に成長点があり、そこから根っこが生えてくるからです。
ここで注意して欲しいのが、水が浸かるところは葉を全部取ることです。
葉に水が使ってしまうと、そこから腐敗する可能性があります。
2~3節が水に浸かるようにミントを水挿しておくと、数日後に根が伸びてきます。
2.土をポット・鉢に入れる
底穴が空いた鉢に、土がこぼれないための鉢底ネットを敷きます。虫の侵入も防ぎます。
続いて、鉢底石を敷き詰めて通気性と排水性が良い状態にします。
根腐れを防ぐ役割を果たします。底が隠れるくらいまで入れてください。
その上に、ハーブ用または野菜用の、保水性と水捌けが良い培養土を少し入れます。
専用土を使えばミントに肥料は必要ありません。
肥料を与えると香りが薄くなってしまうことがあります。
3.ミントを植える
ミントの根が出た部分をポットに入れて、また上から培養土を入れます。
入れ終わったあとに手で少し土を固めてあげると定着しやすいです。
4.根を張りやすくする
成長を根っこに集中させるために上の葉をカットします。
2~3枚残して置きます。
少し葉を残しておくのは光合成で成長しやすくするためです。
5.水やり
ミントはお水が大好きです。水やりはたっぷりと底から水が出るまで与え続けて下さい。
ペパーミントの植え替え完了!管理について
ペパーミントの植え替え後は、たっぷりの水やりと置き場所が重要になります。
日当たり
植えてから根付くまでは、直射日光を避けて風通しの良い明るい日陰においてください。
新しい葉が出てきた時には根付いてきているので、日当たりの良い場所におきます。
ミントは太陽を好むので、日のあたる場所に置くと成長します。
夏の強い日差しは、葉焼けする可能性があります。
暑い日は、明るい日陰に置いてください。
水やり
ミントは水を好み乾燥を嫌うので、表面の土が乾燥してきたら底から水が流れて来るまで沢山与えます。
水切れを起こして根が枯れてしまわないように定期的に与えてください。
朝もしくは夕方に与えてください。
気温の高い昼間に与えると土の中が蒸れて根腐れする危険があります。