ウンベラーダとは?ウンベラーダの魅力
大きなハート形の葉っぱが可愛いウンベラーダ。お部屋に一つあるだけで、グッとおしゃれな雰囲気になりますよね。真夏になる前の温かい時期が、植え替えに最適です。
そこで今回は一回り大きな鉢に植え替える方法を紹介します!
ウンベラーダの基本情報
学名 | Ficus umbellata |
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英名 | Umbellata |
科名 | クワ科 |
属名 | フィカス属 |
原産地 | 熱帯アフリカの低地 |
ウンベラーダの植え替えが必要な理由は?
ウンベラーダを購入してから1年半ほど経ちました。
購入してから、植え替えをしていなかったので植木鉢の底を確認すると根が見えています。鉢底から根が見えるのは、植え替えのサインです。
植え替えをしなくてもしばらくは成長してくれますが、根が成長するスペースがある方が元気に大きく育ってくれます。夏に向けてもっと成長してほしいので、今回植え替えをしました。
2~3年に一度植え替えしてあげるのがオススメです。
ウンベラーダの植え替えに適した季節
植え替え時期は、5月~6月の生育期間が適しています。この時期1年で10~15センチほど伸びる株もありますので、植え替え後のストレスからも回復しやすい時期です。
反対に、11月~3月の寒い時期は休眠中になるので、植え替えは避けてください。
ウンベラーダの植え替えで今回用意したグッズを紹介
ウンベラーダの植え替えに使ったグッズを紹介します。
- 植木鉢:一回り大きいサイズ(9号)
- スコップ
- 観葉植物用の土
- 赤玉土
- サースティ
それぞれの用途を説明します。
植木鉢:一回り大きいサイズ(9号)
今回は8号サイズの鉢から9号サイズに植え替えをしました。植え替える際は、急に大きいサイズの鉢にするのではなく、一回り大きいサイズの植木鉢を選ぶのがいいでしょう。
大きすぎるサイズの植木鉢だと、根が水やりの水分を吸収できず、根腐れの原因となってしまいます。
スコップ
土を入れ替える時に使用します。
大きめのものだと使いやすいです。
観葉植物用の土
自分で配合をする方法もありますが、少しハードルが高いですよね。今回は、市販の観葉植物用の土を使用しました。市販で販売されているものは、すでに観葉植物にあった配合に調節されているので、観葉植物が元気に育ってくれます。
赤玉土
観葉植物用の土を入れた後、表面3~5センチほど被せるように入れます。
赤玉土は無機質な土なため、コバエや菌のエサとなる栄養源がないので、虫や菌がつきにくいのが特徴です。またコバエが赤玉土には産卵できないので、コバエ対策として使用しています。
サースティ
水やりのタイミングを教えてくれる、水やりチェッカーです。色が白に変わったら水やりのサインです。
ウンベラーダは時期によって水やりの量が変わるので、あると便利です。
ウンベラーダの植え替え手順
今回植え替えしたのは、8号サイズのウンベラーダです。購入してから一度も植え替えをしたことがなく、成長が遅くなったので今回一回り大きな9号サイズの植木鉢に植え替えをしました。
ウンベラーダを植え替える手順はこちらです。
- 植木鉢に鉢底石を入れる
- 観葉植物用の土を入れる
- 植木鉢から株を取り出す
- 根をほぐす
- 植木鉢にいれる
- 赤玉土をいれる
- たっぷり水を与える
一つ一つみていきます。
1.植木鉢に鉢底石を入れる
植木鉢に鉢底石をいれます。鉢底が見えなくなるくらい入れましょう。
鉢底石を入れると土の排水性や通気性をよくする働きがあるので、根腐れの予防になるメリットがあります。鉢底石はホームセンターや100均にも売っているので、購入しやすいです。
2.観葉植物用の土を入れる
はじめに、植木鉢3分の1程度あたりまで土をいれます。
3.植木鉢から株を取り出す
植え替えをする前、少し土が乾燥気味の方が植木鉢から株を抜きやすいです。ウンベラーダの幹の一番下を持ち、優しく引き抜きます。
なかなか抜けない場合は、植木鉢をトントン周りから叩くと抜きやすくなります。この時木の枝や葉っぱを折らないように注意しましょう。
根を確認すると底でグルグルしており、底の方は根がつまっています。
4.根をほぐす
根についている古い土を根が傷つかないようにほぐしていきます。根の中心部の土はかなり硬くなっていたので、土をつぶすようにほぐしました。
全てほぐす必要はないのですが、ある程度古い土は取った方がいいでしょう。長らく植え替えをしていなかったので、根っこが結構伸びていました。
5.植木鉢にいれる
先ほど3分の1ほど土を入れた植木鉢にウンベラーダを入れていきます。幹をしっかり手で押さえて、その上から新しい観葉植物の土を入れていきます。
土を入れただけでは、株自体がグラグラして倒れてしまうので土を入れ終わったら、手で土をギュウギュウ押して固めていきます。強めの力で固めないと大きめな株だと倒れてしまうので、上から力をいれて土を押していきましょう。
6.赤玉土をいれる
株がしっかりと立ったら、赤玉土をいれましょう。コバエ防止効果もありますし、乾くと土色が変わるので水やりサインの目安にもなります。
7.たっぷり水を与える
植え替えが完了したらたっぷりと水を与えます。
ウンベラーダの植え替え完了!管理について
植え替えは株にとってはストレスになります。たっぷり水を与えた後は、植え替え前と変わらない環境でゆっくりさせてあげます。
水やりもしばらくは控えた方がいいでしょう。新芽が出てきたり、元気な様子を確認後、肥料や水やりをしてあげます。
我が家のウンベラーダは、冬になると葉を何枚か落とします。でも少しずつ温かくなり、新芽を確認することができました。冬に元気がなくなっても、温かくなると元気になる株が多いですよ!これから夏に向けてたくさんの葉っぱを生やしてほしいなと思っています。
以上、ウンベラーダの植え替え方法でした!