徒長したハオルチアを戻す方法5つ【仕立て直しで元に戻る?】

  • 徒長したハオルチアを戻す方法について理解できる
  • 徒長したハオルチアを戻すことが自分でできる
  • 徒長した理由がわかる
  • 色々な仕立て直しができるようになる

「ハオルチア」は、プリっとした肉厚の葉がかわいい多肉植物です。硬質で透明感のない「硬葉系」と、葉先に透明窓のある「軟葉系」の二つに分けられます。特に葉先が透明なものは「クリスタルプランツ」とも呼ばれ人気。

もしハオルチアが徒長してしまった場合、元に戻す方法はあるのでしょうか。こちらの記事では徒長の原因や仕立て直しの方法などを紹介します。

ハオルチアの徒長とは

ハオルチアの徒長は、葉が薄く細長くなり、伸びてだらしなくなるのが特徴です。ハオルチアはプリッと肉厚でしっかりしているのが魅力なので、だらしないと残念な印象になってしまいます。さらに徒長すると、上に二段、三段と乗り上げて醜くなり、せっかくの幾何学的フォルムが台無しです。

また、徒長すると見た目が悪いだけでなく、葉や茎が薄く柔らかくなるので、病害虫にも狙われやすくなり、最悪枯れてしまうことも…。

ハオルチアが徒長する原因

ハオルチアの徒長はどのような原因で起こるのでしょうか。以下のような悪条件が考えられます。

  • 日照不足
  • 過剰な水やり
  • 乾きにくい用土
  • 肥料のやりすぎ
  • 風通しが悪い環境
  • 寄せ植えなどの密植
  • 休眠期の取り扱い

ハオルチアは、直射日光に弱い割には日光を好む方なので、遮光しすぎていないか確認してください。真夏や真昼の直射日光でないならレースのカーテンは不要です。また、水やりの仕方は鉢や用土の種類にもよります。〇日に一回、などと決めずに、鉢内が湿っていたらむやみに与えないようにしましょう。肥料はさほど必要としません。特に徒長の原因となる窒素過多にならないように気を付けましょう。

また、室内栽培で風に当たらない環境だと徒長するので、風通し良くすることもお忘れなく。寄せ植えで密植すると競り合うように上に伸びてしまいます。休眠期に水を与えたり日陰に放置したりすると徒長の原因に。

このように、徒長の原因は多岐にわたるので注意が必要です。

徒長したハオルチアの戻し方5つ

徒長したハオルチアを購入時のようなきれいな状態に戻すにはどうしたらよいでしょうか。こちらでは徒長したハオルチアを戻す5つの方法を解説します。

  • 株分け
  • 芽欠き
  • 胴切り
  • 葉挿し
  • 根挿し

いずれも、ハオルチアの成長期の春か秋に行うことをおすすめします。水やりして葉がふっくらしてから数日後、用土が乾いてから行うのがおすすめです。乾燥しすぎていたり休眠期に行ったりすると芽や根が出にくいため、失敗する可能性があります。

①株分けのやり方

株分けは初心者にもおすすめの方法です。ハオルチアの子株が大きく育ってきたら株分けをしましょう。用土が乾いてきたらそっと根鉢を抜いて、用土を取り除き株を分けます。

株分けできるサイズであれば道具を使わなくても簡単に手で分離できますよ。親株と同じようにポットに植え付けましょう。

②芽かきのやり方

徒長したハオルチアの戻し方(芽かきのやり方)

子株が複数生えてきて、株分けできる大きさになるまで時間がかかりそうなら、根がない状態で芽かきをして差し芽にする方法もあります。

なるべく中心の基部を残すように、手やヘラなどで子株を摘み取り、1週間ほど乾燥させてから、挿し木のように用土に挿します。発根するまで水やりはしなくても大丈夫です。

③胴切りのやり方

徒長したハオルチアの戻し方(胴切りのやり方)

胴切りは、上に伸びて段のように徒長してしまったときに有効です。道具は、釣りや手芸のテグス(ナイロン糸)を使います。切りたい場所にテグスを一周、葉を傷めないように中心に巻いてクロスさせ、思い切り左右にテグスを引っ張ると、プチッと切れます。

上部は鉢に植え付けて発根するまで待ちます。下部は切り口に雑菌が入らないよう乾かし、癒合剤を塗ると安心です。切った根鉢側は日の光に慣れていないので、棚の下段など日陰で養生してください。数カ月で葉の付け根から子株が生えてきます。

④葉挿しのやり方

徒長したハオルチアの戻し方(葉挿しのやり方)

ハオルチアの葉の1枚1枚を使って増やす方法です。成功率は低く、3割ほどと言われます。なるべく葉の中心部分を残すように剥ぎ取り、乾燥させた後、用土に斜めに挿すと成功率が高いようです。

芽が出るまで数カ月~半年かかる場合もあるので、葉挿しは気長に待てる人に向いています。胴切りの時にうっかり取れてしまった葉を利用してもよいでしょう。

⑤根挿しのやり方

徒長したハオルチアの戻し方(根挿しのやり方)

ハオルチアには太い根が生えてくるので、少し茎を残して切り取りしばらく乾かした後、太い根の茎の部分を地面から1cmほど出して土に植えると、半年~1年ほどで、根の周りに子株が生えてきます。

葉挿し同様、時間がかかるので初心者には向きませんが、親株には細根が残っているので、問題なく育つという点では安心できる方法です。

まとめ

ハオルチアが徒長しやすくなる原因は多岐にわたり、悪条件が重なると徒長しやすくなってしまいます。日陰で光合成がしにくい環境の中、水分と肥料を過度に与えるとだらしなく伸びてしまいます。置き場や日当たり、用土などを見直すと同時に、自分でできる仕立て直しにぜひチャレンジしてみてくださいね。