
一鉢あるだけでその場をおしゃれな空間にしてくる、人気のアイビー。
葉の形も星型やハート型、丸型などがあり、また、白い斑やライトグリーンが混ざったものなどなど、いろんな種類を楽しめるのも魅力の一つ。
今回はそんなアイビーの植え替えを成功させるコツについて、まとめていきたいと思います
アイビーの植え替えが必要なワケ
寒さや暑さにも強く、初心者にも育てやすいアイビーは、生育も盛んで根もどんどん育ちます。
根詰まりしやすいので、1~2年に一度のペースで植え替えしましょう。
たまに鉢の底をチェックしてみて、根っこが出ているようなら根詰まりのサインです。
今回は、以前寄せ植えで使ってそのまま鉢に残していたアイビー植え替えします。
根も伸びていると思うので、この機会に、吊り下げ型の鉢に移して、より魅力的に飾ってみたいと思います。
アイビーの植え替えに最適の季節
アイビーの植え替えは、暖かい時期の5月~10月頃が適しています。
もし、それ以外の時期に植え替えが必要になった場合は、暖かい室内で作業するようにしましょう。
できるだけ温かい時期を選ぶことが、失敗を防ぐコツです。
アイビーの植え替えで使用したガーデニンググッズ

アイビーの植え替えで用意したグッズをご紹介します。
- 土入れ(大・小)
- 新しく植え替える鉢
- 園芸シート
- 割りばし
- 土の配合に使うバケツなどの容器
- 用土(赤玉土、腐葉土)、または観葉植物専用の土
- 今回植え替えするアイビー
- 鉢底石
土入れは、大きめのものと小さめのものがあると便利です。

園芸シートは、トレー型になっているものが便利ですが、今回は100均で購入した普通のレジャーシートを使用しました。

今回の使用する土は、赤玉土6、腐葉土4の割合で混ぜて作りました。
市販の観葉植物専用の土を使うと、手軽にできます。

アイビーの植え替えステップ
アイビーの植え替え手順について説明をします。
- 植え替えするアイビーを用意する
- 新しく植え替える鉢を用意する
- 新しい土を準備する
- 鉢底石を入れる
- アイビーを鉢から出す
- 根の下の方に付いた土を手や割りばしで少し崩し、長い根っこをハサミで切り落とす
- 新しい鉢にアイビーを入れて、鉢の側面まで土を入れ込む
- お水をあげる
それぞれ説明をします。
①植え替えするアイビーを用意する

今回、植え替えするのはこちらのアイビーです。
異なる二種類のアイビーが混ざっています。
寄せ植えの虫よけに使っていた木のくずが一部表面に残っています。
②新しく植え替える鉢を用意する

今回は、こちらの吊り下げ型の鉢に入れて、長く伸びたアイビーの魅力を引き立てたいと思います。
③新しい土を準備する

今回の使用する土は、赤玉土6、腐葉土4の割合で混ぜて作りました。
市販の「観葉植物専用の土」を使うと手軽にできます。

④鉢底石を入れる
鉢の底が見えなくなるまで、鉢底石を入れます。
⑤アイビーを鉢から出す

古い鉢からアイビーを抜き出します。
写真のように、けっこう根が回っていて、なかなか出てきませんでした。
⑥根の下の方に付いた土を手や割りばしで少し崩し、長い根っこをハサミで切り落とす
土をほぐしていくと、思ってた以上に根がいっぱいになっていました。
新しい鉢に入るように、全体的に土を落とし、根をほぐしました。
さらに、長くなった根っこを切り落として、コンパクトにしました。
⑦新しい鉢にアイビーを入れて、鉢の側面まで土を入れ込む

鉢にアイビーを置いてみて、高さを合わせながら土を入れていきます。
この時、ウォータースペースができるように注意します。
また、鉢の側面にも土がしっかりと入るように、割りばしでつつきながら、土を入れていきます。
⑧お水をあげる
土が入ったら、優しくお水をあげます。
土が沈んでいくようなら、再び土を足してお水をあげます。
アイビーの植え替え完了!
以上で、アイビーの植え替えは完了です。
高さのある所に置いてみると、長くなったつるがあちこちに動きをして華やかな感じになりました。
ちょうど紅葉で混ざっている赤い葉も綺麗です。
もしも、つるが長すぎるようなら、好きな長さに切り落とします。
この時切ったつるは、水に挿して飾ると素敵なインテリアアイテムになります。
また、アイビーを増やしたい場合も、水に挿しておけば簡単に増やせます。
その場合は、つるを10cmほどにカットして、葉を2~3枚だけ残します。
そのまま水に挿し、毎日お水を変えていると、そのうち根が出てきます。
うちでも、こうして小株のアイビーを増やして、寄せ植えに使っています。