カランコエがひょろひょろになってしまう原因と対処法を紹介!

カランコエは暑さや乾燥に強く、たくさんの花を咲かせる多肉植物です。室内でも育てやすく人気の植物ですが、育て方によってはひょろひょろになってしまうことがあります。

カランコエがひょろひょろになってしまう原因や、対処法についてご紹介します。

カランコエってどんな花?

カランコエの花

カランコエは、赤やピンク、黄色、オレンジなど鮮やかな色の小さな花をたくさん咲かせます。
開花期間は10月〜6月頃で、1日の日照時間が12時間以下になると花を咲かせる短日性の植物です。

カランコエの育て方は、「カランコエフィフィの育て方と植え替え方法|花が咲かない原因や冬越しについても解説」でくわしく紹介しているので、ぜひご覧ください。

カランコエがひょろひょろになっている状況ってどんな見た目?

カランコエは丈夫な植物ですが、育て方によってはひょろひょろになってしまうことがあります。
ひょろひょろになっているというのは、葉と葉の間隔があいて間延びしてしまい、茎が細く伸びて弱っている状態のことをいいます。

カランコエがひょろひょろになる原因は

カランコエがひょろひょろになる原因は

カランコエがひょろひょろになってしまう原因としては、以下の3つが考えられます。

直射日光が当たっている・日当たりが悪い

カランコエは直射日光が当たると、葉焼けを起こして弱ってしまいます。
しかし、日当たりが悪い場所に置いた場合も、日光のある方向に茎が伸びてひょろひょろになってしまいます。

根詰まりを起こしている

長い間植え替えをしていないと、鉢の中で根がいっぱいになって根詰まりを起こしてしまうことがあります。
根詰まりすると根が水分と栄養を吸収しにくくなり、葉や茎なども弱ってしまいます。

エアコンの風が当たっている

カランコエは乾燥に強い植物ですが、エアコンの風は極端に乾燥しています。
風が直接当たる場所に置くと、葉が乾燥してひょろひょろになってしまうことがあります。

カランコエがひょろひょろになってしまった時の対策

カランコエがひょろひょろになってしまった時の対策

カランコエがひょろひょろになってしまったら、原因に合わせて対策をしましょう。

直射日光が当たる場所や日当たりの悪い場所に置いている場合は、窓際に移動しレースカーテン越しに日が当たる場所で育てるのがおすすめです。

根詰まりを起こしている場合は、大きめの鉢に植え替えをしましょう。ひょろひょろに伸びた茎は切り戻して、剪定をしてから植え替えると改善されます。その後も、根詰まりを起こす前に定期的に植え替えを行いましょう。

エアコンの風が当たっている場合は、直接風が当たらない場所に移動しましょう。

カランコエの原産地はアフリカや東南アジアで、高温や乾燥に強い多肉植物です。日当たりがよく、風通しがよい乾燥気味の環境を好みます。日光が足りないと葉に厚みがなくなってしまうため、適度な日当たりが必要です。

カランコエは寒さには弱いため、気温が5度以下になったら室内で管理しましょう。夜になると窓辺は気温が低くなるため、暖かい場所へ移動させます。気温が0度になったら完全に断水しましょう。