お家で育てたレモンでレモンサワーやはちみつレモンが作りたいと思い、素人ですがレモン栽培をはじめました。レモンを植えて実が付くまでには3年程はかかります。
賃貸のため地植えが難しいので、レモンの果実を鉢植えで育てることを目標にしています。今回は鉢への植え替えをしていきたいと思います。
レモンとは?レモンの魅力
海外から輸入されたレモンはワックスや農薬がしっかりついていることが多いですが、自家栽培のレモンならば皮まで安心して使えます。果実を育てる楽しみが大きいです。
また、 レモンの木はある程度育ってくれれば、手入れは難しくないと言われています。鉢植えだと天候によって移動させやすく管理が楽になります。
レモンの基本情報
学名 | Citrus Limon |
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英名 | Lemon |
科名 | ミカン科 |
属名 | ミカン属 |
原産地 | インド |
レモンの植え替えが必要な理由は?
レモンが育ってくると根が張って、窮屈になってきてしまいます。植え替えするときには現状の鉢から2号ほど大きい鉢を選ぶといいようです。そして、鉢が小さくなってきたら、更に大きい鉢に植え替えし、成長させていくようにします。
地植えの場合は日当たりが良く、風当たりが強すぎないところに植えます。根が張るので2つ以上植える場合は、6m程度離して植えることを推奨されています。
私は今回、簡易のポットに入った発芽した芽を鉢に植え替えしました。今後、すくすく成長して、しっかり根を張ってほしいです。
レモンの植え替えに適した季節
レモンの植え替えに適した季節は3月頃から5月頃です。レモンは零下になるような寒さに弱いためです。風が強すぎるところにも向きません。
鉢植えであれば、寒い時に自宅の中や軒下に移動できる点が便利です。
今回、私はレモンの種から発芽している状態の物を購入しましたが、スーパーで売っているレモンの種から発芽させる方法やレモンの苗木を購入する方法もあります。その中でも苗木から育てる方法が一番育てやすいです。
レモンの植え替えで今回用意したグッズを紹介
レモンの植え替えに必要なグッズをご紹介します。
私が用意したアイテムは,
- レモンの苗
- 鉢
- 鉢底石
- 土
- スコップ
- 水
- 肥料です。
です。それぞれの用途を説明します。
レモン苗
レモン苗は、場所にもよりますが園芸店やホームセンターで取り扱いがあります。私の場合はインターネットのフリマサイトで発芽したものを購入しました。自分で種から育てると、さらに愛着が増すかもしれません。
鉢
レモンが無事に大きく育った時に、大きい鉢に再度植え替えをする予定です。今回は室内での管理が楽な鉢を選択しました。鉢の下部に水を入れることができ、土が乾いてくると水を吸うようになっています。
土
今回は市販の培養土を使用しました。レモンには水はけの良いものが適しており、果樹用の培養土も販売されているので便利です。
私が使用した培養土のパッケージを見ると、バーク堆肥、ヤシ殻繊維、ピートモス、赤玉土、黒玉土、パーライト、バーミキュライト、軽石などが入っていて、有機肥料が配合された物でした。
鉢底石
土の排水性をよくし、根腐れを予防するために使用します。
水
植え替え完了後にたっぷり水をあげるので、適量をじょうろに入れて用意しておきます。
肥料
培養土の中にも肥料が含まれていたため、すぐには投入しませんでしたが、定期的にかんきつ用の肥料(緩効性肥料)の投与が必要になります。
レモンの植え替え手順
これから、レモンの植え替えの工程をご紹介します。
- 鉢に鉢底石を敷く
- 培養土を鉢の中に入れる
- レモンの苗を植えるところに指で穴を付ける
- 根が潰れないように植える
- 土を被せる
- 水をしっかり与える
工程を詳しく説明していきます。
①鉢に鉢底石を敷く
鉢の底に鉢底石を敷くことで水はけを良くします。水はけを良くすることで根腐れを予防し、健やかに成長できる環境を整えます。
鉢底石を入れる量は、鉢の大きさや製品にもよりますが、今回は鉢の5分の1程度入れました。
②培養土を鉢の中に入れる
かんきつ用の培養土が市販されています。赤玉土と腐葉土を配合し自分で作ることも可能です。
鉢の中に培養土を入れていきます。かんきつ用の土はレモンの生育環境に適した配合になっており、排水性が高く根張りを良くしてくれます。
③レモンの苗を植えるところに指で穴を付ける
ポットから株を取り出し、絡みついた根を軽くほぐします。レモンを植える場所に指で穴をあけます。
④根が潰れないように植える
③で土に開けた穴にそっと植えていきます。
⑤土を被せる
土を被せます。
⑥水をしっかり与える
じょうろを使って、しっかり水をかけていきます。最初は土が乾燥しているため、しっかり水やりし、日の当たる場所に置きます。
レモンの植え替え完了!管理について
レモンは乾燥に弱いので、土が完全に乾かないように水をあげていきます。しかし、水のあげすぎで根腐れを起こすこともあるので、様子を見つつ水を与えていくといいです。
植え替え後、最初はしっかり目に水をあげ、日中は日当たりの良いところに置いておきました。雨風が強い日は屋内で移動させています。
また、レモンの生育のポイントとしては肥料を定期的に与えることです。緩効性肥料は徐々に溶け出して浸透するので、効果的に栄養を与えることができます。かんきつ用の肥料も販売しているので使いやすそうです。
今回は市販の培養土を使用したので、すごく簡単に植え替え出来ました。大きな鉢に植え替えできるようすくすく育ってほしいと思います。数年後、レモンの収穫を目標にレモンを育てていきたいです。