成長記録の前半では、種まきから発芽、つるを伸ばして成長するものの、なかなか花が咲かないというところまでを紹介しました。
調べてみると、花は6月頃から咲き始めるとのことです。しかし7月後半になっても全く咲きませんでした。その後も、つるをカットしてみたり思案しながら観察を続けます。
10月が近づき、諦めかけたその時です。別の場所で育てていたバタフライピーに花が咲きました。初めて見たバタフライピーの花は、本当に美しくて感動しました。
種まきからつるができるまでの前編はこちらから
【バタフライピーの栽培記録】種まきからつるが上まで伸びるまで(前編)
2022/7/25~2022/11/7
撮影日2022/7/28 摘芯(摘心)することにしました
なかなか花が咲かないので、ネットの上まで到達したつるをカットすることにしました。
上へ伸びていく茎を切ると、わき芽が増えたり花の数が増えると言われています。上への成長を止めて、花が咲くことに期待しようと思います。
撮影日2022/8/20 バタフライピーの花が咲きません
わき芽が増えて、さらに葉っぱが茂ってきました。それでも、花は咲きません。
8月になり、気温の高い晴れの日が続いています。水切れにならないよう毎日の水やりが欠かせません。
何度か水やりが翌日になり、葉が縮れそうな時もありましたが、無事にここまで枯れずにいてくれてます。
撮影日2022/9/8 まだバタフライピーの花が咲かずつると葉ばかりが伸びていきます
写真のように、つるがぐんぐん伸びて葉も増えていきます。肝心の花はまだ咲いていません。
9月になっても咲かないので、まさか種を間違えたのではないかという気持ちにもなりました。
そして、バタフライピーがこんなにも生育旺盛だとは知りませんでした。次回植える時は、もっと大きな鉢とスペースを準備して植えたいと思います。
撮影日2022/9/25 え!ほんと?!バタフライピーの花が咲いています
これは!バタフライピーの花ではありませんか。こちらは、種まきをした育苗ポットをそのまま置いていたものです。
観察を続けていたものとは別の株になります。なんて美しいのでしょう。ついに花を見ることができました。
ではなぜこちらの株には花が咲いたのでしょうか。ノーマークでしたので、本当にびっくりです。観察していた鉢と違う点は、どこにあるのでしょう。
考えられることは、まず一日を通してずっと日が当たる場所にあること、そして乾燥しないように受け皿に水をためて栽培していたことです。
とりあえず観察していた鉢を、日当たりの良い場所へ移動することにしました。
撮影日2022/9/30 早速、つぼみがつき始めました
なんとびっくり。移動したところ、早速つぼみがつき始めました。
たまたまなのかわかりませんが、やはり日照不足だったのでしょうか。これまで観察鉢の水切れが心配だったので、午後から日陰になる場所に置いていたのです。
撮影日2022/10/6 さやができています
その後、次々と花を咲かせています。
写真のようにマメ科であることがよくわかる、さやができていました。調べてみると、食べられるということでいくつか食べてみました。
ボリュームはないものの、絹さやのように食べることができました。量は少ないのですが、お味噌汁に入れてみたり楽しんでいます。
撮影日2022/11/7 花がほとんど咲かなくなりました。バタフライピーの種の取り方
寒くなり、ほとんど花が咲かなくなりました。種が熟すまではいきませんが、写真のように膨らんできています。
もうしばらく待って、来年用のバタフライピーの種を取りたいと思っています。
数年前にバタフライピーの花を、お茶にするというものが流行りましたね。花を摘んで乾燥しているので、後日バタフライピーティーにも挑戦したいと思っています。
今回、初めてバタフライピーを栽培してみて、色々なことがわかりました。
次に植える時は、鉢ではなく大きめのプランターや地植えにしようと思います。そして、日当たりが大事ということ。
またプランターの場合は、水をためられる受け皿を置いても良さそうです。
生育旺盛な植物だとわかりましたので、支柱を高いものにして花とさやをたくさん収穫してみたいです。