ハオルチアの増やし方「株分け」の方法やタイミング・子株の管理方法を紹介

ハオルチアは光を浴びると葉が透明に透き通って見え、ふっくらと丸みのある姿が人気を集めている多肉植物です。

そんなハオルチアを大切に育てていても、思いがけず枯らしてしまってがっかりしたことはありませんか?

実はハオルチアはさまざまな方法で簡単に増やすことができます。

今回はハオルチアの増やし方の中から株分けを中心に、その方法やタイミング、管理方法などを詳しく解説しましょう。

ハオルチアを増やす4つの方法

ハオルチアを増やす方法には4つのやり方があります。

ここではそれぞれの増やし方について詳しくご紹介しますので参考にしてください。

株分け

株分けはハオルチアの増やし方の中でもよく行われています。

ハオルチアが生長すると根元に子株が付くので、これをていねいに切り離して別の鉢に植えて育てます。

子株がついているかどうか、普段から根元をよく観察しておくといいでしょう。

比較的簡単にできるので、初心者にもおすすめです。

ハオルチアの株分けの方法などについては後ほど詳しく解説します。

葉挿し

葉挿しはハオルチアの葉を土に挿して新しい苗を作る方法です。

親株の根元に育っている元気な葉を使って挿します。

付け根からそっと取り外した葉を新聞紙などの上に置き、1週間ほど風通しのよい場所で乾燥させましょう。

乾燥したら葉を斜めに倒して軽く土に挿します。

挿したあとはしばらく水やりを控え、根と新しい芽が生えるまで待ってください。

根と新芽が出たタイミングで水やりを開始して育てていきましょう。

根挿し

根挿しは根だけて増やす方法です。

根挿しに適した時期は5~10月。

根挿しを成功させるポイントは、太くてしっかりした根を使うことです。

水やりを控えて乾燥させたハオルチアから土を払い、太い根を根元から切り取ってください。

日陰で乾かしたあと根の上部を地面から1cmほど出して土に挿します。

水やりを控えて日陰で管理すると、半年ほどで新しい芽が出てくるでしょう。

種まき

種まきは花から摂った種をまく方法です。

ハオルチアには白やピンク色の花が咲くこともあり、うまくいけば種が摂れます。

種をまくときは吸水性のある土を使うことが成功のポイント。

また種は土にまく1週間前に冷蔵庫でよく冷やしておきましょう

種は寒さに当たったあと暖かさを感じることで、春が来たと思い発芽します。

低温処理が済んだ種を土にまき、ときどき霧吹きで水をかけながら明るい日陰で管理してください。

半年以上たてばしっかりした苗に生長します。

ハオルチアを株分けで増やす方法

ここからはいよいよハオルチアを株分けで増やす方法のご紹介です。

コツをつかんでハオルチアの株分けを成功させましょう。

必要な道具

子株を親株から取り離すのは手でもできますが、ピンセットがあると便利です。

子株を植えるための小さめの鉢や多肉用培養土も準備しておきます。

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土で回りが汚れないように、ビニールシートや新聞紙も用意しておくとよいでしょう。

株分けの方法

ハオルチアの親株にしばらく水やりするのを控え、土を乾燥させます。

ビニールシートの上で鉢からハオルチアをそっと引き抜き、根についた土を手でやさしく揉んで落としましょう。

親株の根元から子株を取り外す際は、子株を下に向けて軽く押すと簡単に外れます

鉢に入れた土に2cmほどの穴を開け、根の部分を埋め、葉は土の上に出るようにします。

葉が土に触れていると腐ってしまうこともあるので注意してください。

植えたあとは周りの土を軽く押して根に密着しておきましょう。

子株を見分けるポイント

株分けに適切な子株を見分けるポイントは2つ挙げられます。

ひとつは葉だけではなく根元側に茎のような白っぽい部分が見えていて、株として自立できるもの。

もうひとつは根が少し伸びてきているもの。

これらがうまく見つけられれば株分けは簡単にできるでしょう。

最初から生長している株を使うと、水分を吸収することかできるので植えたあとも安心です。

ただハオルチアはとても強い性質の植物なので、根がついていない株でもうまく増やせることもあります。

何株か用意してあきらめずに育ててみましょう。

ハオルチアの株分けのタイミング

ハオルチアの株分けに適切なタイミングは、春や秋の気温が安定している時期です。

真冬は休眠期で、真夏も成長が鈍くなります。

そこで活発に生長する春の3月中旬~5月、もしくは秋の9月中旬~10月に株分けしましょう

しっかりと根を出し必要な養分や水分を吸収してスクスクと大きくなります。

株分けに成功する確率もグッと上がるので、このタイミングを逃さないことが大切です。

株分けしたハオルチアの管理方法

株分けしたあとはハオルチアをどのように管理していけばいいのでしょうか。

ここからは管理の方法について解説します。

日当たり

株分けした子株は明るい半日陰で育てて、直射日光には当てないようにしましょう。

強い日差しに当たると葉焼けして傷んでしまう場合があります。

また根が十分に伸びておらず水分をうまく吸収できないので、日光で葉が熱くなると弱ってしまうのです。

明るい窓辺に置いて、レースのカーテン越しに柔らかい光が当たる状態にするとよいでしょう。

水やり

株分け後、4〜5日後から水を与え始めます。

その後も水分を与えていきますが、根が十分伸びていないうちは過湿にならないようにしましょう。

土の乾き具合や株の様子をよく観察して、少しずつ水やりします。

温度

ハオルチアは寒さにはやや弱い性質なので、株が幼い状態のうちは寒さに当てないことが大切です。

室内などできるだけ暖かい環境で育てると元気に育ちます。

ただし暖房の風が直接当たるような場所は避けましょう。

冬は夜間に気温が下がることがあるので、寒さで弱らないか心配なときはビニールで覆うと安心です。

まとめ

ハオルチアの株分けは、やり方のポイントさえ押さえれば意外と簡単にできます。

小さい株を手塩にかけて育てると愛情もひとしおですね。

宝石のように美しいハオルチアを、株分けでたくさん増やしてみましょう。

自分で増やしたハオルチアをお部屋のあちこちに飾ったり、誰かにプレゼントしたりするのもステキですよ。