
トマトとは?トマトの魅力
トマトはリコピンやビタミンCなどの栄養が豊富で美容にも健康にも良い緑黄色野菜です。
お料理に使用する際にも色鮮やかな彩りを添えてくれます。
通年販売されていますが、露地栽培では夏が旬の夏野菜の一つです。
また、トマトには桃太郎、アイコなど様々な品種が販売されています。
今回、植え替えしていく苗は「トマトベリー」という品種です。
通常のトマトよりも糖度が高くハートのような形の可愛らしいトマトが出来る品種です。
色んな品種のトマトを育てて、食べ比べしてみるのも楽しいかもしれませんね。
トマトの基本情報
学名 | Solanum lycopersicum L |
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英名 | tomato |
科名 | ナス科 |
属名 | ナス |
原産地 | ペルー、エクアドル、ボリビア |
トマトの植え替えが必要な理由は?

植え替えすることで、根が張り、茎と葉も大きく成長していきます。
鉢植えでも成長してくれるので育てやすい野菜の一つです。
ミニトマトを購入すると割と値が張ることが多いですが、自宅でプランター栽培できれば、育てることと食べることの楽しさを感じられると思い、トマトの植え替えをしました。
手入れも難しくないので、初心者の私でも取り組みやすい野菜だと思います。
トマトの植え替えに適した季節
トマトの苗の植え替えは4月から6月頃が適しています。
暖かい春から夏にかけて、日当たりが良いところで育てていくと、ぐんぐん成長していってくれると思います。
トマトベリーの植え替えで今回用意したグッズを紹介

トマトの植え替えに必要なグッズをご紹介します。
トマトの苗(トマトベリー)、鉢、鉢底石、土、スコップ、水、じょうろ、イボ支柱、ビニールテープを用意しました。
苗
ホームセンターで購入したトマトベリーという品種の苗を購入しました。
今回は苗を使用しましたが、種からでも育てやすいと思います。
鉢
自宅にあった100円ショップで購入した鉢を利用しました。
土
野菜用の市販の培養土を使用しました。
私が使用した培養土のパッケージを見ると、バーク堆肥、ヤシ殻繊維、ピートモス、赤玉土、黒玉土、パーライト、バーミキュライト、軽石などが入っていて、有機肥料が配合された物で手軽に使用できました。

鉢底石
排水性をよくして、根腐れを予防してくれます。
水
植え替え後に水をあげるので、じょうろに入れて用意しておきます。
スコップ
土を鉢に入れるときに使用します。
イボ支柱、ビニールテープ
風で折れてしまわないように、支えとして使います。
支柱と植物の茎を縛る際にビニールテープで縛ります。
トマトベリーの植え替え手順
トマトベリーの植え替えの手順をご紹介します。
- 鉢に鉢底石を敷く。
- 培養土を鉢の中に入れる。
- 苗を植えるところに指で穴を付ける。
- 根が潰れないように植え、土を被せる。
- イボ支柱を刺す。
- トマトベリーの茎と支柱をビニールテープで固定する。
- 水を与える。
①鉢に鉢底石を敷く

鉢の5分の1程度の鉢底石を敷きます。
水やりをした時に水はけが良くなり、根腐れを予防します。
②培養土を鉢の中に入れる。

培養土を鉢に入れていきます。
水を与えたときに水が溢れないように土は7、8割程度入れます。
トマトベリーの苗を植えるところに指で穴を付ける。

苗の大きさに合わせて、指又はスコップで植えるところに穴をあけていきます。
トマトベリーの根が潰れないように植え、土を被せる

ポットから取り出す際に根を少しほぐすようにします。
この時に根が潰れないよう注意し、③の穴に植えていきます。
根の間にも培養土がいきわたるように植え付けしていきます。
最後に土を被せていきます。
イボ支柱を刺す。
トマトの茎の脇にイボ支柱を刺します。
風で倒れないように支えを作っていきます。
トマトベリーの茎と支柱をビニールテープで固定する。
茎と支柱を8の字になるようにビニールテープで巻くように固定してしっかり縛っていきます。
水を与える。

じょうろでたっぷり水をあげていきます。
初回の水やりなので鉢の下から水が出てくる位を目安にすると良いです。
日当たりの良いところに鉢を移動させます。
トマトベリーの植え替え完了!管理について

トマトベリーの鉢植えは日当たりの良いところで管理し、表面の土が乾いてきたらたっぷりの水をあげるようにします。
私は毎朝、水やりをするようにしています。
トマトベリーが成長し、背が高くなってきたら、支柱と茎の固定を増やして風で倒れないように誘引していきます。
茎と葉の付け根から新しい芽が出てきていたら、成長の妨げになるため、素手で芽かきを行います。
花が咲いてきたら、受粉を促すために市販の着果促進剤をスプレーするか振動を与えて受粉させていきます。
害虫被害を予防するために殺虫剤を散布します。
また、トマトベリーの成長具合を見て、追加で肥料を与えるようにしていきます。
その後は、トマトベリーの収穫を楽しみに、水やりを頑張りましょう。